Skylake世代のデスクトップ、モバイル向けCPUが一斉発表!GPU強化と低消費電力化を実現へ

intel CPU-5

Intelは本日、Skylake世代(第6世代)のデスクトップ、モバイル向けCoreシリーズプロセッサを発表しました。

 

発表されたCPU一覧

発表されたCPUの一覧は以下の通りです。

デスクトップ向け(無印,K,Tシリーズ)

Skylake lineup-1

 

モバイル向け(H,Uシリーズ)

Skylake lineup-2

 

モバイル向け(Yシリーズ)

Skylake lineup-3

 

注目するところとしては、モバイル向けの15W、UシリーズのGPUに新たにIris Graphicsが搭載されているモデルが用意されている点があります。

今までIris Graphicsは28W以上の消費電力が高いモデルにしか搭載されていませんでしたが、今回は一部の15Wモデルにも搭載されており、大幅なGPU性能向上が期待できるでしょう。

また、全体的にGPUのナンバーが3桁に変わっており、前世代の4桁よりわかりやすいものになっています。

GPUの名称の一覧は以下のページをどうぞ

次世代CPU「Skylake」の内蔵GPUの名称と種類が明らかに!ナンバーが3桁に
8月5日にデスクトップ向けとなる「Skylake-S」シリーズのハイエンドモデルが発売されましたが、新たに他のシリーズの内蔵GPUの名称と種類が判明しました。

 

GPU性能最大40%向上、バッテリー駆動時間向上

Skylake slide-1

発表された内容によりますと、Skylakeは最大40%の3Dグラフィックスパフォーマンス向上と、バッテリー駆動時間の向上を実現しているとのこと(いずれもCore m7-6Y75の場合)

具体的なバッテリーの向上した時間などについては触れられていないようですが、以前の情報だと前世代Core MとSkylakeのCore Mを比較した場合、バッテリー駆動時間は最大30%延びていることが明らかにされています。

 

Core Mの性能向上に注力

Skylake slide-2

今回の発表内容を確認するにどうやらIntelはCore Mの性能向上に力を入れているようです。先ほどのGPUやバッテリーの性能向上に関しても対象となっていたのはCore MのCPUでした。

SkylakeではCore Mのパッケージサイズが大幅に小型化されており、よりコンパクトなPCにも搭載しやすくなっています。Core Mのサイズを比較した画像が以下の通りです。

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左からSkylake(第6世代)、Broadwell(第5世代)、Haswell(第4世代) 画像参考:PCWatch

また、Core Mシリーズには新たにm7,m5,m3というブランド名がついており、性能ごとに分類されるようになりました。

Skylake世代Core Mの詳細が判明!新たにm3,m5,m7のブランド名がつく模様
Core iシリーズには性能ごとにi3,i5,i7というブランド名がついており、最近Atomにもx3,x5,x7というブランド名がつきましたが、Core Mシリーズにも同様のブランド名がつくようです。

これらのことからもSkylakeではCore Mの性能向上に力を入れて作られていることがわかります。

とするとCore Mを搭載している新型MacBookはSkylakeで大幅な性能向上が期待できるでしょう。

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ほとんどのモデルは本日から解禁

Skylake slide-3

Skylakeのほとんどのモデルは今日から出荷されるようですが、Iris、Iris ProやvPro、Xeonを搭載する製品に関しては第4四半期(10月〜12月)から2016年に登場する予定のようです。

 

この予定を見るに、毎年MacBookの発表が行われている10月には全てのMacBookにSkylake搭載が可能なようなので、Skylakeにアップデートされた次期MacBookの発表が期待できますね。

 

参考:PCWatch

 

 

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