12インチMacBookが発売してしばらく経ちますが、その評価はなかなか良いようです。Retinaディスプレイ搭載ながら薄型軽量で、ファンレス、意外と使いやすいキーボードなど持ち運びに使うPCとしてほぼ完璧なように思われます。
しかし、それでも僕はまだ買うべきではないと考えました。以下ではSkylake搭載まで待つべきだと考えた4つの理由について詳しく説明していきます。
性能が大幅に向上
Skylakeでは、GPU性能が最大50%向上し、消費電力は60%削減されるとのことで、大幅な性能向上と消費電力削減が期待できます。
特に消費電力が大幅に削減されるということはバッテリー駆動時間の向上やCPUの発熱を抑えることにもつながるので、ファンレスのMacBookにとっては相性抜群なアップデートと言えます。
現行の12インチMacBookもけっして悪い性能ではありませんが、先日ベンチマーク結果をまとめた記事では2013年のMacBook Airよりも劣るスペックで、やや物足りなさを感じます。
USB Type-Cが10Gbps対応に?
12インチMacBookにはデータ転送に対応した端子がUSB Type-C一つだけとなっていますが、規格上はUSB3.1なのになぜか転送速度がUSB3.0と同じ5Gbpsのままになっています。
最近はUSB Type-Cに対応した製品が登場していますが、そのほとんどがUSB3.1(10Gbps)対応です。Type-C製品を購入しても10Gbpsの恩恵を得られないのではあまり意味がありません。この点はMacBookの惜しいところではありますね。
次期モデル(Skylake搭載モデル)では10Gbps対応が期待できるでしょう。このあたりが気になるのならばSkylakeまで待つべきでしょう。
※6/2追記
新たにType-Cコネクタを採用した40GbpsのThunderbolt 3が発表されました。もしかすると次期MacBookはこちらが採用されるかもしれません。
価格が安くなる可能性がある
現行の12インチMacBookは最安モデルでも148,800円と高めです。これは新たな製品が発表されるときにはよくあることです。通常かかる費用だけでなく、開発費なども価格に含まれてくるためやや高めに設定しているのでしょう。
ある程度時間が経てば、生産性の向上により、次期モデルの価格が安くなることが期待できそうです。
今年中に発表が期待される
新たな情報によれば最初のSkylakeの投入時期は今年の9月頃と早めで、これに合わせて次期MacBookの発売も今年中になる可能性は十分あります。Appleは毎年11月頃に新製品発表イベントを開催していますので、タイミング的にもこのときに発表されることが期待できるでしょう。
12インチMacBookがほしい人ももう少し我慢すれば、それよりもはるかに性能が向上したMacBookが手に入るかもしれません。
※10/22追記
今年中に発売されない可能性がでてきました^^;
詳しくは以下の記事をどうぞ。
まとめ
今回はかなり例外的で、次期モデルではSkylakeによる大幅な性能向上と大幅な消費電力削減、インターフェイスの強化、低価格化、早めのリリースが期待でき、好条件なことがそろい過ぎています。
もう今すぐ買う必要がなければ現行モデルは買わないほうが良いレベルです^^;
確かに12インチMacBookは製品としての完成度が高く、今すぐほしくなってしまいますが(今の自分がそうです笑)、物欲に負けずにSkylakeまで待てば、低価格ながら今よりもはるかに良いものが手に入るだろう…と僕は期待しています。
コメント
欲しいなら買うべき。
新しいのが欲しいなら今のを売って買えばいい。