FanlessTechにIntelの次世代CPU「Skylake」に関するスライドが公開されました。
CPU性能は微増、GPU性能は大きく向上
上のスライドによればCPU性能は前世代の「Broadwell」から10%〜20%ほど性能が向上しており、「Skylake」の45W GT4eモデルと「Broadwell」の47W GT3e、28W GT3モデルの3DMark Vantageベンチマークスコアの比較では、50%グラフィック性能が向上しているとのことです。
また、SkylakeとBroadwellのYシリーズの比較でバッテリー駆動時間が30%長くなっていることも記述されています。
Skylakeの性能に関する情報は以前にも何度か流出しており、そのときの情報とほぼ一致しているので、この情報は信ぴょう性が高いものと思われます。
Skylakeはグラフィック性能が最大50%向上し、消費電力が60%低くなる!?Intelの公式スライドが流出!
AnandTechのForumにてIntelの公式スライドの1枚と思われる画像が流出しました。以下ではその詳細について解説します。
Skylake-YシリーズはBroadwellのCore Mより60%消費電力が低くなる?
Fuzillaによりますと、Skylake-Y(おそらくCore M)シリーズはBroadwellのCore Mよりも60%低い消費電力であるとのことです。
各モデルの性能
Yシリーズ(TDP 4.5W)
- CPU性能 17%向上
- GPU性能 41%向上
- バッテリー駆動時間(1080p再生時) 1.4時間延長
Uシリーズ(TDP 15W、28W)
- CPU性能 10%向上
- GPU性能 34%向上
- バッテリー駆動時間(1080p再生時) 1.4時間延長
Hシリーズ(TDP 45W)
- CPU性能 11%向上
- GPU性能 16%向上
- 消費電力(CPU+PCH+WiFi+LAN) 80%低下
Sシリーズ(TDP 65W)
- CPU性能 11%向上
- GPU性能 28%向上
- 消費電力(TDP) 22%低下
最近のIntelのCPUはCPU性能よりも内蔵GPUの性能向上と消費電力削減に力を入れていますが、その傾向がSkylakeでも反映されているようです。
消費電力が比較的に低いモデルを中心に性能が向上しているようで、Skylakeで最も消費電力が低いYシリーズは他のモデルよりも大きく性能が向上していることがわかります。
12インチMacBookにはYシリーズのCore Mが搭載されていますが、Skylakeによる大幅な性能向上を期待してもよさそうですね。
12インチMacBookはSkylakeまで待つべき4つの理由
12インチMacBookが発売してしばらく経ちますが、その評価はなかなか良いようです。Retinaディスプレイ搭載ながら薄型軽量で、ファンレス、意外と使いやすいキーボードなど持ち運びに使うPCとしてほぼ完璧なように思われます。
...
コメント