AnandTechのForumにてIntelの公式スライドの1枚と思われる画像が流出しました。以下ではその詳細について解説します。
GPU性能が大幅に向上
TDP45Wの「Skylake GT4e」とTDP47Wの「Broadwell GT3e」を3DMark Vantageと3DMark 11のスコアから比較した結果によれば、3Dゲームにおけるグラフィック性能が最大50%向上しているとのことです。4コアのSkylake-Hに搭載されるGT4eはEU(実行ユニット)数は72、eDRAMは128MBで、ノートPC向けに投入される見込みです。
GPUの性能向上は最上位モデルに限ったことではなく、他のモデルにも期待できます。
消費電力が大幅に削減
Skylake-YシリーズはBroadwell-YのCore M-5Y10を比較した結果によれば、1080pHD動画再生時の消費電力は60%削減され、バッテリー駆動時間が35%長くなったとのこと。
これによりバッテリーを小さくすることができるので、PCをより薄く、より軽くすることが可能になります。
消費電力の情報に関しては以前にもリークされており、このときの情報と一致しています。
Skylake-YシリーズはBroadwellのCore Mより60%消費電力が低くなる?
Fuzillaによりますと、Skylake-Y(おそらくCore M)シリーズはBroadwellのCore Mよりも60%低い消費電力であるとのことです。
最初のMobile向け、デスクトップ向けのSkylakeは今年中に登場する見込みで、比較的早い段階で投入されるようです。Skylake-Hに関してはまだ1年程かかる見込みで、2016年になるだろうと予想されています。
参考:北森瓦版、Guru3D
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