実家には自分が6年前(2010年)に買ったAcerのAspire 5740があるのですが、ソフトをダウンロードしすぎて重くなっていたので、一度初期化してWindows10をインストールしなおしたところかなり快適に動作するようになりました。
実際にいろいろ試してみて思ったのが、6年前のPCでもメンテナンスすれば今でも十分通用するくらい快適に使えるのだなということです。
今回は6年前のPCでいったいどれほどのことができるのか、具体的に検証してまとめてみました。
検証したPC
今回検証したPCはAcerより2010年に発売されたAspire 5740です。
詳しいスペックは以下の通りです。
価格は6万円前後で、当時のPCとしては価格の割にそこそこスペックの高いモデルだったと思います。
MacBook 12と外観や性能などを比較していますので、気になる方はどうぞ。
検証結果
実際にWindows10をインストールしなおしたAspire 5740を使って行ったことは以下の通りです。
Microsoft Edgeでインターネット閲覧、Wordpressによるブログ編集
まずはWindows10標準ブラウザMicrosoft Edgeを使用して、インターネット閲覧とWordpressを使用したブログ編集を行ってみました。
インターネット閲覧に関してはかなり快適に使えます。比較的重めのAppleのサイトも意外とスムーズに閲覧できました。
Appleのサイト閲覧
YoutubeではフルHD画質の動画ならとりあえず再生できました。しかし、さすがに4K画質の動画はカクカクでまともに見れませんでした。
YoutubeフルHD画質再生
WordPressを使用したブログ編集も普通に使用できました。特に重い様子もなく、画像のアップロードなども問題ありませんでした。
WordPress編集画面
Candy Crush Soda Saga(ゲーム)
Windows10インストール時に標準で搭載されていたゲームです。
驚くほどスムーズに動作し、大画面にしても快適に動作していました。
2Dのゲームなので、それほどPCのスペックが要求されないアプリなのかもしれません。
Candy Crush Soda Sagaプレイ画面
Minecraft Windows10 Edition(ゲーム)
言わずと知れた大人気3Dゲームです。
従来のPC版ではある程度高めのスペックが要求されていましたが、Windows Editionからは軽量となり、低めのスペックでも動作するようになりました。
実際に動かしてみても普通にゲームがプレイできるほど快適に動作し、フルスクリーンにしても同様に快適でした(設定は初期設定のまま)
体感的に30fps〜40fpsは出ているのではないかというほどサクサク動いていました(一般的なディスプレイの最大が60fps、30fpsあれば普通にゲームができます)
Minecraft設定画面
Minecraftプレイ画面
3D Builder
3D BuilderはWindows 10に標準で搭載されていた3D編集アプリです。
試しに軽く使用してみましたが、3Dモデルを見る、動かすくらいならサクサク使えました。
もっとも今回検証したのでは比較的簡単な3Dモデルだったので、複雑な3Dモデル編集には向かないものと思われます。
3D Builder編集画面
まとめ
以上のことから6年前のPCでもインターネット閲覧や軽めのゲーム程度なら十分快適にできることがわかりました。Youtubeでの4K動画再生や高度な動画編集などはできないものと思われますが、おそらくこれほどのスペックならば比較的十分なレベルなのではと思いますね。
ちなみにこれで性能的にはMacBook 12 2016年モデル比でCPU性能が約1/2、GPU性能が約1/20なので、いかに今のPCが十分すぎるレベルに達しているかがわかるかと思います。
このことからも今の時代、PC選びはもはやスペックではなく、一体どういう用途で、どういう環境でやりたいのかをよく考えて購入するべきだと個人的には思います。
性能面だけでなく、携帯性やデザイン、品質などもよく確認して、後悔のないよう自分に適したPCを選びましょう^_^
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