MacBook 12インチ(2016年モデル)を購入して半年以上が経ちましたが、このPC、正直言って完璧すぎる製品で、長らく様々なPCを使ってきた中でも全く不満のない唯一のPCです。本当に完成されたノートPCだなとつくづく感じています。
そこで今回は半年以上使って思ったMacBook 12インチ(2016年モデル)の魅力について語っていこうと思います。
とにかく軽い!
まず言いたいのはMacBook 12はとにかく軽いということです。
携帯性を重視する自分にとっては軽いということはかなり大事な要素で、MacBook 12の920gという重さは持ち運ぶ上で全く苦にならないまさに持ち運びに最適な重さと言えます。
また、軽いことで取り回しも楽になり、何か作業したいときにサッと取り出して手軽に作業を行うこともできるというメリットもありますね。地味にこれが快適だったりします。
圧倒的にコンパクト!
MacBook 12の大きな魅力として圧倒的にコンパクトな点もあります(画像左は4インチのiPhone SEです)
他社製ノートPCと比較してもかなりコンパクトな製品です。しかもこのサイズで12インチのディスプレイにフルサイズキーボードを搭載しているのですからなお素晴らしいですね。
本体サイズがコンパクトということは設置場所に困ることも少なく、例えば外出先のカフェなどで思いのほかテーブルが小さかったときでも飲み物やiPhoneを置いて普通に使える余裕があったりします。
ディスプレイが美しい
これはMacBook 12を購入した大きな理由でもあるのですが、ディスプレイの画質がほんとに素晴らしいです。
いわゆるRetinaディスプレイを搭載しており、2304×1440ピクセルの高解像度に一般的なWebサイトの色規格sRGBをほぼ100%カバーするなどノートPCのディスプレイとしては最高峰のクオリティに仕上がっています。
よく文字入力を行う自分にとってははっきり文字が見えるというのは心地よく、画質の良い動画を見るときなどもかなり楽しく見ることができます。
デザインも美しい
MacBook 12はデザインが美しいのも大きな魅力です。
従来のMacBookも十分美しかったのですが、MacBook 12でさらに洗練された印象です。
詳しくは以下の外観レビューを参考にどうぞ。
スペックに一切の不満なし!
これこそMacBook 12を買ってよかったと思える素晴らしいことなのですが、正直MacBook 12のスペックに一切の不満がありません!
MacBook 12はファンレスの低消費電力CPUが搭載されており、MacBookのラインナップの中でも最も低いスペックとなっているためMacBook 12ではあまり多くのことができないと思われがちですが、個人的に使っていて性能面で一切不満に思ったことがありません。あらゆる作業がわりと快適に動きます。
自分がMacBook 12で行っていること、MacBook 12でできることなどの詳細は以下の記事にてまとめています。
また、ファンレスなので、ファンの音が全くなく、空気の流入もないので、ほこりを気にせずどこでも使えるのも地味に良いところですね。
バッテリーは余裕で1日持つ
薄型、軽量なMacBook 12はバッテリー持ちもかなり優れています。
体感的に完全に充電されていれば余裕で1日は持つ印象です。
自分はよくカフェなどでiPhoneでテザリングしながらMacBookでブログ編集作業を行うのですが、その状態で5時間ほど作業してもたいてい50%ほどしか消費しません。つまりバッテリー持ちは公称値通りの10時間近く達成しているということになります。
基本外出するときもACアダプタを持ち運ばずにすむので、920gの軽量さと相まって携帯性が抜群に良いのも大きな魅力です。
USB-Cは1つだけでも十分使える
MacBook 12を買う上で大きな障壁となりそうなのが、USB-Cが1つだけという点ですが、正直USB-C一つだけでも十分使えます。
半年使ってみて思ったのは、そもそもUSBを使う機会がほとんどなく、急きょUSBが必要になり、アダプタを忘れてしまった場合でもDropboxなどのクラウド経由でデータ転送はできる時代なので、なんやかんやでUSB-C一つで困ることはなかったように思います。
一応、アダプタとしてUSB 3.0×2、HDMI×1、USB-C×1に拡張できるAnkerのアダプタと純正のUSB-C – USB変換アダプタを持っていますが、どちらも使う機会がほとんどなく、とりあえずコンパクトな純正USB-C – USB変換アダプタさえあれば十分な気がしました。
キーボードは普通に快適
MacBook 12にはバタフライメカニズムという浅いキーストロークのキーボードがありますが、しばらく使っていて普通に快適なキーボードだと思いました。
最初はその浅さに驚くかもしれませんが、慣れるとむしろこっちのほうがいい気がしてきて、むしろ昔の深いキーストロークのキーボードのほうが使いにくく感じるほどになりました笑
このキーボードになってから誤入力が多くなったわけでもなく、むしろカチカチと小気味良い押し心地が癖になり、個人的にはかなり気に入っています。
この辺りは人によるかもしれませんが、特にキーボードにこだわりがある人でない限り普通に使えることかと思いますね。
感圧トラックパッドの使い心地は最高!
キーボードに続き、MacBook 12の大きな特徴の一つ、感圧トラックパッドは最高に使い心地が良いです。
感圧式で振動によるフィードバックでクリック感を出していますが、言われないと分からないどころか言われても分からない精度であり、物理式でないのでクリック感をカスタマイズできる上に壊れる確率も低いというかなり合理的な設計となっています。
感圧式なので、一面どこでもクリックできるというメリットもあり、むしろ昔の上側が押せない物理式トラックパッドが使いにくく感じますね笑
Apple独自のマルチタッチジェスチャーもかなり便利で快適なので、その使い勝手は本当に最高です。なかなかWindows製品を使う気になれないのもこのトラックパッドの影響もあるかもしれません。
スピーカーの音質もかなり良い!
MacBook 12はこれほどまでに薄型なのにスピーカーの音質もかなり良いです。
以前に使っていたMacBook Pro 13インチ(2013年モデル)は音量を上げると音割れし、低音の響きなども少し物足りないものでしたが、MacBook 12のスピーカーは高音から低音までクリアに聞こえる音質で、音量を上げても音割れしないという非常に優秀なスピーカーです。
液晶の画質も良いので、映画などを見るときも迫力満点で楽しむことができます。
まとめ
MacBook 12を使っていて思うのはほんとに驚くほど不満がないことです。
真の意味で完成されたノートPCだと思います。
もちろんもっと軽ければいいとも思いますし、もっと性能も上がればいいとも思います。ただ、別に現状のままでも十分完成されていて、よほど画期的な製品が登場しない限り買い換えることもないでしょう。
まとめとしてMacBook 12は誰にでもおすすめできる万人向けノートPCと言えるでしょう。
もちろんプロレベルの動画編集や画像編集などをメインで行う方にとってはもっと性能の良いPCのほうが良いです。
ただ、普通の動画編集や画像編集、その他多くの普通の作業を行う人にとってはコレで十分なレベルだと思います。
そのあたりについては以下の記事が参考になると思います。
コメント
2021年でも、この記事に間違いはありません。
そもそも、それぞれの役割がある事を忘れると暴走するだけ。