MacBook 12 2016モデルが新たに発表されましたが、気になるのはCore m3/m5/m7のCPU、GPU性能にどれくらい差があるかです。
そこで今回はこれらのモデルと他のMacBookシリーズとのCPU、GPU性能比較を行ってみました。
性能比較
今回の性能比較にはCPU、GPU(OpenGL)性能ともに測定可能なCinebench R15を使用しています。
表はCPUスコア順、スコア参考:ITmedia、ars technica、過去記事
CPU性能
CPU性能はMacBook 12 2016のm7、m5モデルは大きな差がなく、m3がやや低めのスコアとなっています。
前モデル(MacBook 12 2015)との比較では、m3モデルが約5%向上、m5/m7モデルが約20%向上となっているようです。
m7、m5モデルは15WのMacBook Air 2014より高めのスコアと良好ですが、m3モデルは前モデルより若干CPU性能が向上した程度となっているようです。
GPU性能
GPU性能ではm7モデルがm5、m3モデルよりもやや高めなスコアとなっています。
前モデル(MacBook 12 2015)との比較では、m3モデルが約3%向上、m5モデルが約5%向上、m7モデルが約15%向上となっているようです。
m7モデルはMacBook Air 2014よりやや高めのスコアで、こちらの性能比較記事では28WのMacBook Pro Retina 13 2013に近いスコアになるなど優秀な結果となっています。
m5、m3モデルはMacBook 12 2015年モデルから若干向上した程度で、GPU性能はそれほど大きく向上していないようです。
まとめ
各モデルの性能をまとめますと
m3モデル:前モデルよりCPUが5%、GPUが3%向上
m5モデル:前モデルよりCPUが20%、GPUが5%向上
m7モデル:前モデルよりCPUが20%、GPUが15%向上
という結果となっていることがわかりました。
意外にもm3モデルの性能は前モデルと大差ないという結果となっており、大きな性能向上を求めるならm5、m7モデルがオススメと言えるでしょう。
とはいえ、あくまで今回はCPU・GPU性能のみの比較です。2016年モデルはバッテリーやSSD、メモリなどの性能も向上しているので、CPU・GPUの性能向上よりもバッテリー持ちなど重視する場合は低価格なm3モデルでも十分でしょう。実際、m3モデルでも十分な性能ですので笑
MacBook 12 2016の購入を考えている人の参考になれば幸いです^_^
MacBook 12 2016 Core m7モデルの詳細なCPU・GPU・SSD性能測定結果などはこちらをどうぞ
コメント