MacBook 12 2016のCPU、GPU、SSD、バッテリー性能の比較結果が公開!

ars technicaはMacBook 12インチ 2016年モデルのCPU、GPU、SSD、バッテリー性能などを比較したベンチマーク結果を公開しました。

ベンチマーク比較結果

ars technicaが公開したベンチマーク比較結果がこちら

CPU性能

Cinebench R15 CPU

MacBook 12 2016 bench-4

MacBook 12 2016 bench-4_2

GeekBench 3 マルチコア

MacBook 12 2016 bench-5

MacBook 12 2016 bench-5_2

両方のベンチマーク結果を見る限り、新型MacBook Core m5モデルのCPU性能は前モデルのCore M-5Y51モデルより約10%の性能向上にとどまっているようです。

GeekBenchでは意外にもCore i5を搭載する2015年MacBook Airを超えるスコアとなっており、CPU性能に関しては十分実用性のあるスコアだと思われます。

 

GPU性能

Cinebench R15 GPU

MacBook 12 2016 bench-6

MacBook 12 2016 bench-6_2

GFXBench GL:OFFScreen 1080p

MacBook 12 2016 bench-7

MacBook 12 2016 bench-7_2

GPU性能のベンチマーク結果は、新型MacBookは前モデルよりCinebenchでは約10%向上GFXBenchでは約40%向上と大きく分かれる結果となりました。

しかし、両方のスコアを見る限り、2014年MacBook Airと同等のGPU性能と言えそうです。こちらも十分実用性なスコアでしょう。

気になるのは同じGPUのIntel Graphics HD 515を搭載するZenBook UX305Cよりスコアが低い点です。こちらのPCも12インチMacBookと同じファンレスなので、一体何がこの差を生んでしまったのか疑問です。

 

SSD性能

MacBook 12 2016 bench-8

512GBモデルのSSD性能は前モデルより読み込み速度は約1.4倍書き込み速度は約2倍とかなり高速になっているようです。

2015年MacBook Proには書き込み速度では勝っており、読み込み速度も十分速いことがわかります。

ただ、256GBモデルの場合は読み込み速度は約1.2倍、書き込み速度は約1.9倍と512GBモデルよりは少し劣ります(それでも十分高速ですが)

2016年MacBook 12インチはCPU性能が15〜18%向上し、SSD書込速度は最大90%高速化!
先日発表されたMacBook 12インチ2016年モデルですが、前モデルよりCPU性能が15〜18%向上し、SSDの書き込み速度は最大90%高速化していることがわかりました。

 

バッテリー性能

MacBook 12 2016 bench-9

Wi-Fiブラウジングによるバッテリー性能のテストでは、新型MacBookは前モデルより35分長い11.5時間という結果となりました。

公称値は10時間ですが、今回のテストでは公称値をさらに1時間半超えるという素晴らしい結果となっています。

この結果はSurfaceシリーズを大きく超えるもので、非常に優れたバッテリー持ちを実現していると言えそうです。

 

まとめ

MacBook 12インチ 2016年モデルはCPU・GPU性能は十分実用的で、SSD性能はかなり高速、バッテリー持ちはかなり良いと言えそうです。

欲を言うならGPU性能をもう少し上げてほしかった所ですが、その分バッテリー持ちが良くなっていると考えればこれでも十分でしょう。

これらの結果から考えると、高負荷な動画編集、高画質なゲームなどはやや厳しいと思いますが、たいていの画像編集や普通の動画編集、Minecraftなどの3Dゲームくらいでしたら十分快適にできることでしょう。

自分にとってベストなPCは12インチMacBookだと思う5つの理由
2016年12インチMacBookはインターフェイスが変更されない点などの残念な点はありましたが、その点も含めても自分にはやはり12インチMacBookが最適であると考えました。 今回はそう考えた5つの理由についてまと...

 

参考:ars technica

コメント

タイトルとURLをコピーしました