Skylakeのモバイル向けCPUが出荷され始め、次期MacBookの登場もまもなくだと思われますが、気になるのはその性能がどれくらいなのかというところです。
そこで今回はSkylakeを搭載する次期MacBook 12インチの性能をベンチマークなどから推測してみました。
Skylake Core Mの性能
MacBookには超低消費電力のCPUである「Core M」が搭載されていますが、次期MacBookにも引き続きこのCPUが搭載されるものと思われます。
Skylake世代のCore Mの性能はすでに発表されており、前世代と比較してCPU性能が17%向上、GPU性能が41%向上しており、ビデオ再生時のバッテリー駆動時間も従来より30%延びると言われています。
今回はこの性能向上をもとに従来のベンチマーク結果から推測してみました。
ベンチマーク推測・比較結果
次期MacBook 12インチ(以下ではMacBook 12 2015 Lateとしています)のベンチマークを推測・比較したのが以下の通りです。
ベンチマークにはCinebench R11.5を用いています。
参考:過去記事
なお推測結果はMacBook 12 2015 EarlyのCore M 5Y31モデルのベンチマークスコアをもとに計算したものとなっています。
CPU性能
CPU性能の推測結果はMacBook Air 2015年モデルには劣っていますが、今回の推測にはMacBook 12のエントリーモデルを使用していますので、高性能なCPUモデルを選べばさらなる性能向上が期待できるでしょう。
GPU性能
GPU性能の推測結果はなんとMacBook Pro Retina 13 2015年モデルに匹敵するほどの性能であるという結果になりました。これは外付けGPUを搭載したMacBook Pro Retina 15 2012年モデルにも近い性能でもあります。
これは素晴らしい性能向上ですね。
まとめ
今回のGPU性能の向上により、高解像度のRetinaディスプレイでもより快適に操作できるようになり、次期MacBook 12インチは更に使い勝手が向上するものと思われます。
最近はどのPCもそうですが、GPU性能が重要視されています。
Appleは次期OS「OS X El Capitan」にてGPUを中心に活用する「Metal」を導入する予定であることからもその重要性がわかるかと思います。
今回の結果はあくまでも推測結果ですので、参考程度にどうぞ。
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