MacBook Pro 2016のTouch Bar(以下TB)モデルの販売が開始され、いくつかのメディアよりベンチマーク結果が公表されたので、その結果を元にCPU、GPUの性能比較を行ってみました。
性能比較
今回の性能比較には
- MacBook Pro 15 2016 Core i7 2.7GHzモデル
- MacBook Pro 13 Touch Bar 2016 Core i5 2.9GHzモデル
- MacBook Pro 13 2016 Core i5 2.0GHzモデル
のスコア結果を参考にしています。
ベンチマークはCPU、GPU(OpenGL)性能ともに測定可能なCinebench R15を用いて比較しています。
スコア参考:PCWatch、ars technica、過去記事
CPU性能
CPU性能は
MacBook Pro 15 2016は前モデル(MacBook Pro 15 2015)より約20%向上
MacBook Pro 13 TB 2016は前モデル(MacBook Pro 13 2015)より約7%向上
MacBook Pro 13 2016は前モデルより約1%向上
となっているようです。
MacBook Pro 15のCPU性能は圧倒的ですが、MacBook Pro 13のCPU性能は思ったよりも向上していないようです。
ちなみにMacBook Pro 15 2016のCPUスコアはMacBook Pro 13 TB 2016の約2倍となっています。
GPU性能
GPU性能は
MacBook Pro 15 2016は前モデルより約30%向上
MacBook Pro 13 TB 2016は前モデルより約25%向上
MacBook Pro 13 2016は前モデルより約21%向上
となっているようです。
相変わらずMacBook Pro 15のGPU性能は圧倒的ですが、MacBook Pro 13のGPU性能も前モデルよりそこそこ向上しているようです。
ちなみにMacBook Pro 15 2016のGPUスコアはMacBook Pro 13 TB 2016の約2.2倍となっています。
まとめ
各モデルの性能をまとめますと
MacBook Pro 15 2016:前モデルよりCPUが20%、GPUが30%向上
MacBook Pro 13 TB 2016:前モデルよりCPUが7%、GPUが25%向上
MacBook Pro 13 2016:前モデルよりCPUが1%、GPUが21%向上
という結果となっていることがわかりました。
MacBook Pro 15はPro 13よりCPUが約2倍、GPUが約2.2倍と圧倒的な差がついており、本当にPro向けの性能を求めるならMacBook Pro 15のほうがオススメです。
MacBook Pro 13 Touch Barあり、なしモデルの差は意外と少なく、Touch Barがないほうが良い、もしくはなるべく安くProモデルがほしいならなしモデルでも性能的には十分使えるでしょう。
ちなみにMacBook 12 2016はProシリーズよりスコアは低めですが、この性能でも大半の人にとっては十分なもので、携帯性を求めるならこちらのほうがオススメです。
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