3月21日のAppleオンラインストアのメンテナンス終了後に大量に新製品が発表されましたが、発表された製品の中にはこれまで噂されてきた10.5インチの新型iPadは含まれていませんでした。
今回はこの大量新製品発表が意味することとこれまでの情報から10.5インチのiPadの発表日について個人的に考えたことをまとめてみようと思います。
10.5インチiPadのこれまでの情報まとめ
まずは10.5インチiPadのこれまでの情報についてまとめてみます。
スペック
- A10Xチップ搭載
- ベゼルがさらに細い設計に
- 画面サイズは10.5インチ(10.1/10.9インチ説もあるが最近はこれが最有力)
- 10.5インチながら9.7インチと同サイズを実現
- 解像度は2,732×2,048(12.9インチiPadと同じ)か2,224×1,668になる
- 有機EL搭載?(可能性は低め)
- その他のスペックは現行のiPad Pro 9.7インチとほぼ同じ
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発表・出荷時期など
- 発表はこれまでは2017年3月に行われる説が有力だった
- 発表イベントは新本社完成と同時の4月4日に開催する説が浮上
- 出荷は5月〜6月以降となる?
- 3月中にも生産が開始される予定
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3月の大量発表の意味と発表日について
上記の点をふまえまして、3月21日の大量新製品発表が意味することについて考えてみます。
発表された主な製品はiPad 9.7インチ、iPhone SE 32GB/128GB、iPhone 7 (PRODUCT)RED、Apple Watch 新バンド、その他新ケースなどとなっていますが、このラインナップにこれまで噂されてきた10.5インチiPadはありませんでした。
この大量発表から察するに少なくとも3月中に再び新製品を発表する可能性は限りなくゼロに近いものと考えられます。基本的にAppleはまとめて新製品を発表することが多いので、新製品を発表した同じ月に再び新製品を発表することはまず考えられません。
次に有力なのが4月に新本社完成と同時に発表されるという説ですが、これも可能性は低いものと思われます。
なぜならもしこのときに発表イベントを行うつもりならば、今回の大量新製品発表をわざわざ別に行った意図がよくわからないからです。発表が噂されているのは10.5インチと12.9インチのiPadですが、Appleがこの2つの製品のためだけに発表イベントを行うことは考えにくいです。
もしかすると新型iPadとは別の画期的な新製品を発表するためにイベントを開催する可能性がわずかながらも考えられますが、今のところそういった情報は特にないので、可能性は低めであることには変わりません。
そうなると考えられるのはすでに公式発表があった6月5日〜9日に行われるWWDC 2017にて発表されるということです。
もしこのタイミングで発表されるのならば、3月に大量に製品を発表した意図もその間の何も発表されない期間を埋めるためということが考えられますし、新型iPadの出荷も5月〜6月になるとも言われているので最近の情報ともつじつまが合います。
特にWWDCは開発者向けのイベントであり、最近AppleがiPadでプログラムができる「Swift Playgrounds」などの開発者向けアプリなどにも力を入れていることからもこのイベントで新型iPadを発表することはApple側からしても合理的であると考えられますね。
これらのことからも新型iPad 10.5インチ/12.9インチが発表されるのは6月になる可能性が高いのではと個人的には思いますね。
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