iPad miniシリーズでは初となる大画面化を果たした8.3インチiPad mini 6が発売されましたが、気になるのは従来の7.9インチiPad miniより画面サイズがどのように変化したかということです。
そこで今回は8.3インチiPad mini 6と7.9インチiPad miniの画面サイズを計算し、分かりやすく図で比較してみました。
本体・画面サイズの変化を知りたい人はぜひ参考にどうぞ。
数字によるサイズ比較
今回比較したものは8.3インチiPad mini 6と7.9インチiPad mini 5です。
iPad miniは初代〜5まではずっと本体サイズ、画面サイズともに大きな変化はなく、アップグレードされてきたためiPad mini 5の比較で過去モデルとの比較にもなります。
iPad mini 6 | iPad mini 5 | |
画面サイズ | 8.3インチ | 7.9インチ |
解像度 | 2226×1488 | 2048×1536 |
アスペクト比 | 4.5:3 | 4:3 |
本体高さ | 195.4mm | 203.2mm |
本体幅 | 134.8mm | 134.8mm |
画面高さ | 175.3mm | 160.5mm |
画面幅 | 117.2mm | 120.4mm |
8.3インチiPad mini 6はアスペクト比(画面の縦横の比率)が4.5:3となっており、従来のiPad miniの4:3よりも縦長となっているのが大きな特徴です。その影響で画面の横幅は従来より短く、縦幅は長くなっています。
図によるサイズ比較
本体サイズ比較
並べた比較がこちら
重ねた比較がこちら
iPad mini 6は8.3インチに大画面化しながらも本体サイズは7.9インチのiPad mini 5より縦幅が短くなっていることが分かります。
これはホームボタンが廃止され、前面がほぼディスプレイになったためでしょう。ただでさえコンパクトなiPad miniがさらにコンパクトになったのは喜ばしいことです。
画面サイズ比較
並べた比較がこちら
重ねた比較がこちら
画面サイズは8.3インチiPad mini 6が7.9インチiPad mini 5よりも縦長になり、横幅は少し小さくなっていることが分かります。
ただ、こうして比較してみますと誤差の範囲とも言える横幅の変化で、むしろ縦方向に伸びたことの恩恵の方が高そうです。
縦に長い画面表示となったことで、縦向きでウェブサイトを見るときや横向きで動画を見るときなどは従来より見やすくなると思われます。一方で横向きでソフトウェアキーボードを使った文字入力をするときは従来より狭く感じるものと思われます。
一長一短ではありますが、最近は縦長画面がスマホ業界ではトレンドとなっており、アプリ開発者も縦長画面を前提としたアプリを多く作るようになったことからも時代の流れに沿った変化と言えそうです。
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