WWDC 2018にて次期macOSである「macOS 10.14 Mojave(モハベ)」が発表されました。
このバージョン最大の注目機能はメニューバーやドックだけでなく、アプリ背景も暗く表示されるようになる真の”ダークモード”だと思いますが、個人的にはさりげなく発表されたとある新機能がとても気になりました。
ベゼルレスMacBookの布石かもしれない機能
個人的に気になった機能というのが、”Continuity Camera”機能です。
この機能はMac側の編集メニューで”写真を挿入する”を選択するとiPhoneのカメラ経由で写真を撮影&そのまま挿入できたり、Macで書類をスキャンしてPDF化したい場合もiPhoneのカメラ経由でシームレスにデータ化できる機能となっています。
この機能を見て思ったのは全部iPhoneのカメラ経由でできるようになればMacBookのカメラ必要なくなるのでは?ということです。そもそもたいていの場合MacユーザーはiPhoneユーザーですし、MacBookに搭載されているカメラよりもiPhoneのカメラの方が高画質なことは明らかです。本体のカメラを利用するかのようにシームレスに連携できるのならiPhoneを持っているMacユーザーとしてはMacにわざわざカメラを搭載する必要性が薄れるわけです。
カメラがなくなればベゼルレス化が期待できる
PCメーカー各社がノートPCをベゼルレス化をする際に一番苦戦するのは前面カメラの配置です。前面カメラを配置するためにはある程度のスペースが必要となるので、どうしてもその部分だけはベゼル太くなってしまうのです。
この問題に対し、中国最大手のスマホメーカーであるHuaweiは新たなアプローチでベゼルレスノートPCを実現しました。
それはカメラをディスプレイ側ではなくキーボード側にポップアップ式で配置するというものです。これにより、ディスプレイ側にカメラ配置用のスペースを設ける必要がなくなり、ベゼル幅は4mmとノートPCとしては驚異的な細さを実現しています。
ただ、デメリットとして下側に配置されているのでどうしても見下す視点となってしまうためビデオ通話などをする際に相手への印象があまり良くないということがあります。
カメラが固定されている以上そう簡単にこれを直すことはできませんが、iPhone経由なら固定されていないため視点はいくらでも変えられるというメリットがあり、こうした視点の問題も解決できます。
13インチMacBookは12インチMacBookのベゼルレス版?
ところで最近MacBook 13インチモデルなるものが存在すると噂されています。
現行モデルはMacBook 12インチでフルサイズキーボードがギリギリ搭載されている非常にコンパクトなサイズに仕上がっています。個人的にもMacBook 12インチを利用していてこのコンパクトなサイズ感はかなり気に入っています。ただ、12インチという画面サイズに特別大きな不満があるわけではないのですが、ベゼル部分がやや余っているようにも思えるので、このスペースを削ってベゼルレスにしてほしい気もします。
そこで登場したのが13インチMacBookの噂。理論上はギリギリ本体サイズを維持できないくらいの画面サイズですが笑、カメラ非搭載にすればベゼルレス化は十分可能です。
カメラ非搭載のノートPCなんて最近のノートPCではありえない話ですが、Appleはそうした当時当たり前の機能を捨て去ること(CDドライブの廃止やフルサイズUSB端子の廃止など)を平気でする企業なので十分ありえるでしょう笑
とまあ色々語りましたが今回の話はあくまで自分の推測であり、絶対にこうなるという確定的な根拠など存在しません笑
あくまで一Apple信者のただの願望にすぎないので、参考程度に捉えていただければ幸いです笑
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