今回は先日12インチMacBook用に購入したAnkerプレミアムUSB-Cハブでどのような条件で、どのような機器が利用できるのか、そのときの動作はどうなるか気になったので、いろいろと検証してみました。
検証に使用したもの
今回検証に使用したものは以下の通りです。
- iPhone 5
- iPad mini 4
- Pioneer製BDドライブ(USB2.0)
- I-O DATA製外付けHDD 500GB(USB3.0)
- Transcend製USBメモリ 4GB(USB2.0)
今回の検証では各機器が充電アダプタ非接続で動作するか、スマホ、タブレットなどに充電はできるかなどを確かめています。
検証結果
iPhone 5&iPad mini 4
iPhone 5とiPad mini 4を接続したところ、電源アダプタ非接続の状態でどちらとも充電ができました。
具体的な充電時の電力はこちら
接続したiPhone 5とiPad mini 4はそれぞれ5V/500mAで充電されているようで、iPhone用ACアダプタ5Wの半分となる2.5Wで充電ができているようです。
多少充電速度は落ちますが、しっかり充電できるというのはUSBハブにしては素晴らしいところです。
ちなみにMacBookのUSB-C端子自体は5V/1000mA(5W)に対応しているようですが、一つのみで充電した場合でも5V/500mA(2.5W)でした。これは電源アダプタ接続時も同じでした。
Pioneer製BDドライブ(USB2.0)
USB2.0接続のPioneer製BDドライブでは電源アダプタ非接続の状態ではCD読み込みなどの動作はできませんでした。
ただ、電源アダプタを接続すればCD読み込みなどが行えました。
BDドライブやCDドライブなどを接続したい場合は電源アダプタ接続は必須でしょう。
I-O DATA製外付けHDD 500GB(USB3.0)
USB3.0接続のI-O DATA製外付けHDDでは、電源アダプタ非接続で動作しました。
MacBook Pro Retina 13のUSB3.0端子とMacBook 12のUSB-Cハブ経由の外付けHDDの転送速度を比較した結果がこちら
USB3.0端子
USB-Cハブ経由
USB3.0接続時 書き込み:112.2MB/s、読み込み:113.7MB/s
USB-Cハブ経由時 書き込み:87.8MB/s 読み込み:89.2MB/s
ハブ経由だと通常のUSB3.0接続より約80%ほどの転送速度になるようです。
若干遅くなりますが、十分速い速度でしょう。
I-O DATA製外付けHDD 500GB(USB3.0)&Transcend製USBメモリ 4GB(USB2.0)
先ほどの外付けHDDとUSB2.0のTranscend製USBメモリを同時に接続したところ電源アダプタ非搭載でどちらとも動作しました。
同時に接続しても外付けHDDの転送速度は一つの場合と変わりませんでした。
まとめ
今回の内容をまとめますと、
電源アダプタ非接続時は
- iPhone・iPadは2つ同時に充電可能(2.5W充電)
- BD・CDドライブは使用不可(電源アダプタ接続すれば可)
- USB3.0外付けHDDは使用可能(USB3.0の80%の速度)
- USBメモリは使用可能(外付けHDDと同時接続可)
となっていることが判明しました。
USB-Cハブを購入したのはこれが初めてですが、この結果はハブにしてはとても優秀なものなのではと思います。特に電源アダプタ非接続でも2つのデバイスを同時に充電可能である点は素晴らしいですね。
本体の質感も高いので、これはいい買い物をしたなと個人的には思います笑
AnkerプレミアムUSB-Cハブがどのような動作をするのか気になる方の参考になれば幸いです^_^
購入・外観レビューはこちらの記事からどうぞ
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