AnkerのプレミアムUSB-Cハブが映像出力が乱れに乱れまくって使い物にならなくなったので、純正のUSB-C – Digital AVアダプタを買ってきました。
今回はその詳細について語っていこうと思います。
外観レビュー
まずは外観から
コネクタ部分が妙にデカいですが、これも映像の乱れにも対処したしっかりとした回路を内蔵していると考えれば安心感があります。それにそこまでかさばるほど大きくはないサイズなので許容範囲です。
端子は本体充電用のUSB-C、映像出力用のHDMI、そしてデータ転送用のUSB 3.0がそれぞれ一つずつあります。
AnkerのプレミアムUSB-CハブのUSB-C×1、HDMI×1、USB 3.0×2と比べるとUSBポートが一つ足りないですが、USB-Cのデータ転送域的にHDMI×1、USB 3.0×1で限界な仕様なので、一応本来の仕様的には純正アダプタの方が正しい配置です。
仕様の限界を超えて無理に増やすと、データ転送速度が制限されたり、ノイズが乗りやすかったり、上記のように映像出力の際に乱れが生じたりと色々なトラブルが起こるわけなんですね。
AnkerのUSB-Cハブと大きさを比較するとこんな感じです。
面積的には意外にもAnkerの方が大きいです。純正は真四角ですが、意外とコンパクトで、Ankerは横長な分けっこう幅も取ります。
普通に使える幸せ
実際に接続してAnkerで映像が乱れたときと同じ状況を再現してみました。
すると…
普通に映像出力されました。
当たり前ですが、普通に使えます。しばらく時間をかけて使ってみてもAnkerのときように映像が乱れることはありません。
それどころかAnkerより映像がカクつくことなく滑らかに動いている印象です。
WebページをスクロールするときにAnkerは時々カクつくことがあり、MacBook側の性能の問題かと思っていましたが、純正ではそれがほぼありません。本体側のディスプレイと同様かなり滑らかに動きます。
また、地味に嬉しいのは映像出力している状態で本体充電用のUSB-Cを接続したときに映像がオフにならないことです。
一体何を言ってるんだと思うかもしれませんが、AnkerのUSB-Cハブでは映像出力している状態でUSB-C接続するとその度に一度映像がオフになっていたのです。もう一度本体をさし直せば戻るのですが、この作業が地味に面倒でした。
これはUSB-Cハブでは避けられない問題なのかと勝手に思っていましたが、純正を使う限りどうやらそうではなかったようです^^;
ちなみにハブのUSB端子経由でiPhoneの充電なども普通にできます(これはAnkerでもできましたが)
なんだか普通のことが普通にできる純正アダプタは普通に快適だし、最初からこれを買っていればとも思いました。
実際USBポートが一つでも個人的には全然不自由しないし、意外と本体もコンパクトなので、持ち運びに不便というわけでもないです。たぶん、USB-C搭載のMacBookユーザーで映像出力したい人は下手に他社製品を買わず純正品を買ったほうが無難なのではと思いますね。
MacBookのUSB-Cハブ購入に迷っている方はぜひ参考にどうぞ。
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