Apple純正デュアル充電パッドより安くて便利なサードパーティ製ワイヤレス充電パッドレビュー

2021.11.08

Apple WatchとiPhoneを同時充電できてコンパクトに折りたためる何かと便利なApple純正の「MagSafeデュアル充電パッド」ですが、この充電器の問題は値段が非常に高いこと（税込16,280円）とこの充電器への接続にLightning端子を採用していることです。

値段が高いのは仕方ないとしても、iPadやMacBookでUSB-C端子採用が進む中、結局この充電パッドを使うためにLightning端子を持ち運ばなくてはいけないという点は残念です。

そこで同製品のような使い勝手でUSB-Cケーブルだけで充電できるような製品がないかと思い、探してみたところ、USB-C接続でMagSafe対応、かつほぼ同デザインのワイヤレス充電パッドが激安価格で販売されていたため実際に購入し、その使い勝手を確かめてみました。

ほぼ同デザインな他社製ワイヤレス充電パッド

実際に検索して見つけた製品がこちらです。

 

 

デザインなどを見てみますと、Apple純正のデュアル充電パッドと非常によく似たデザインとなっていることがわかります。

大きな違いは接続端子がLightning端子ではなく、USB-C端子となっている点です。

価格が税込3,290円と純正の税込16,280円と比べて非常に安く、逆に不安を感じてしまうような価格ですが、一応製品説明の画像では過電流・過充電・加熱・ショート保護などは対策されているようで、楽天の製品レビューもそこまで悪くはないため試しに購入してみました。

 

購入レビュー

こちらが実際に購入した上記製品です。

包装はかなりしっかりしていてApple純正品のようなシンプルな箱となっています。

表には必ず18W以上（9V/2〜2.5A）のQC3.0アダプターを利用するようにとの注意書きが入っています。

一応安い製品なので、充電W数に制限があるのは仕方がないところではあります。この製品を購入する場合はきちんと対応する充電器を持っているか確かめた上で購入した方が良さそうです。

ちなみに自分は以前購入したモバイルバッテリーにもなるAnkerの充電器が対応していたので、そちらを使用しました。

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箱の中身はシンプルにワイヤレス充電パッド本体が置いてあるデザインとなっています。

この辺りはApple製品っぽさがありますね。

中身は中国語/英語の説明書とUSB-C to USB-Aケーブル、本体があります。

説明書は価格の割に非常に良くできていて、シンプルながらも分かりやすいApple製品のような最小限の説明になっています。

この製品で充電するには9V/2.22A（20W）か12V/2A（24W）対応の充電器からUSB-Cケーブル経由で接続する必要があるようです。

先ほどの注意書きとほぼ同様の内容です。

こちらが本体です。

何も印字がない非常にシンプルなデザインです。

背面は対応W数と認証マークが控えめに加工されているのみのシンプルデザインです。

このワイヤレス充電パッドへの接続端子はUSB-C端子となっています。

充電器からこちらにケーブルを接続して、ワイヤレス充電ができるという形になります。

開いたのがこちら。

左がApple Watch用、右がMagSafe充電（iPhoneやワイヤレス対応スマホなど）用となっています。

純正デュアル充電パッドとは異なり、MagSafeとApple Watchの充電部分が金属製ではないものの、白で統一されていて非常にシンプルなデザインとなっており、個人的には純正品よりも好みなデザインです。

表面の素材はサラサラとしていて、そこまで安っぽい感じでもありません。

 

実際に使ってみた

実際に初代Apple WatchとiPhone 12 miniを置いて充電できるか確かめてみたところ、普通に充電できました。

何度か充電してみても特別熱くなるといったこともなく、今のところは普通に使えてます。

ただ、Apple WatchとMagSafeの磁石の強さがやや弱めです。弱めですが、ちゃんと固定はできて、取るときはスッと取れるので、純正品のちょっとした問題点であった強力な磁石でくっついてiPhoneを取るとついでに充電パッドも持ち上がってしまうということは起こらなさそうです。

充電しているときはApple Watch充電側の上部が一時的に光り、充電できる状態であることを知らせてくれます。特にスイッチなどはない製品なのでこの設計は分かりやすいですね。

 

総評

今回同製品を購入して思ったのは安いわりに普通に使えて、携帯性に優れていて、ケーブルをUSB-Cで統一できるので、個人的には革命的なほど便利な製品だなということです。

特にUSB-CケーブルだけでApple WatchとiPhoneが同時に充電できるというのは革命的で、USB-C対応のiPad Proを常に持ち運ぶ自分としては持ち運ぶケーブルをUSB-C一本だけに統一できるというだけでも相当嬉しいですね。

Ankerのモバイルバッテリーにもなる充電器との相性も抜群に良く、このワイヤレス充電パッド、Ankerの充電器、USB-Cケーブルの3つだけでどこへ行ってもApple関連製品の充電の心配がいらないというのは素晴らしすぎます。

MagSafe側は一般的なワイヤレス充電規格Qiにも対応しているので、最近増えてきたワイヤレス充電対応のスマホやワイヤレス充電対応のAirPods充電ケースなども充電できるので柔軟性も高いです。

 

安物なので、耐久性などに不安がありますが、使い勝手の便利さを考えますと、iPhoneやiPad、Macなどを所有するApple Watchユーザーにはかなりおすすめな製品なのではと思いますね。

長期間使用してみたレビューなども後日公開予定です。

ぜひ参考にどうぞ。

 

 

 

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