Appleが頑なに自社製品に搭載を続けるLightning端子ですが、MacBookやiPadの最新モデルなどではUSB-C端子が採用されており、iPhone 12ではLightningの他にMagSafeという充電方法を追加し、徐々にLightning端子を廃止する方向へ動きが出つつあります。
しかし、最近発表された製品から完全に廃止されるのはまだまだ先である可能性が出てきました。
最近の新製品の多くがLightning端子
12月8日に突如発表された「AirPods Max」はバッテリー駆動のワイヤレスヘッドホンです。
そのため充電が必要なのですが、その充電方法がLightning端子となっています。
また、AirPods Maxと同時に「Lightning – 3.5mmオーディオケーブル(ホワイト)」が発売されましたが、こちらはAirPods MaxのLightning端子経由で3.5mmオーディオジャックを接続するためのケーブルとなっています。
また、iPhoneやApple Watchなどを同時充電可能な「MagSafeデュアル充電パッド」も充電するためにはLightningケーブルが必要となっています。
噂ではありますが、来年3月に発表されると言われる次期iPad miniもLightning端子を採用するのではと言われています。
まだまだLightning端子の時代は続く?
世の中の多くのデバイスはもうすでにUSB-C端子に移行しつつありますが、Apple製品だけは未だに多くの製品にLightning端子が採用され続けています。
EUでは増え続けるケーブルゴミを減らすためスマートフォンの充電規格をUSB-Cに統一するという法案を通すといった動きもあり、世界的にUSB-C統一へと進んでいます。
Appleも当然それに続くべきなのですが、Lightning搭載の製品が多すぎるデメリットかiPadとMac製品以外ではUSB-Cへの移行が進んでいない状況です。
本来なら新製品発表のタイミングで潔くUSB-Cへ移行すべきだったのですが、移行するどころかむしろLightning端子の製品を増やしている現状なので、完全移行へはまだまだ時間がかかると思われます。
なお、噂では2021年iPhoneの一部モデルでLightning端子が廃止されるのではと言われています。
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