iPad Pro 11インチを購入して以降、保護フィルムを使用せずにSmart Folioだけで画面を保護してきたのですが、これまで使用してきた約2年間ほどで画面の傷はほぼ無傷でした。
爪でひっかいてしまったり、落としたりしてしまったことなどもありましたが、それでも傷はほぼなく、ガラスの保護性能の高さを痛感していました。
しかし、そのガラスもiPhone 12でいとも簡単に傷ついてしまうことが判明しました。
iPad Proの頑丈なガラスもiPhone 12には敵わず
こちらがそのiPad Proです。
一見すると傷がないように見えますが、
ここにはっきりとわかる傷がついています。
これまで数々のiPadを保護フィルムなしで使用してきた自分ですが、ここまではっきりとわかる大きめの傷ができたのはこれが初めてです。
一体なぜこのような傷ができたのかと言いますと、iPad Proの画面上にiPhone 12を「滑らせて」しまったからです。
「落とした」のではなく、軽く「滑らせた」だけです。
滑らせてしまったときはカタンカタンと軽い音を立てて滑っただけで、確認するまではまさかここまではっきりとわかる傷がついてしまったとは到底思いませんでした。
原因はiPhone 12のカメラ
ここまではっきりとわかる傷がついてしまった原因はおそらくこの背面カメラです。
iPhone 12の背面側からiPad Proのディスプレイに滑らせてしまったためで、傷ついた跡を見てもちょうどカメラ部分がひっかかったような感じなので間違いないでしょう。
iPhone 12の背面カメラはダイヤモンドの次に硬いと言われるサファイアガラスが採用されており、この部分だけ非常に硬くなっています。
この硬度の高いサファイアガラスがiPadのディスプレイガラスにこすれてしまったため傷ついたことは容易に予想できます。
iPhone 12の頑丈さがアダに
最近のiPhoneは段々頑丈になるように設計されていますが、今回の出来事は逆に頑丈すぎたために他のApple製品を傷つけてしまったことになります。
この問題は実は他でも報告されていて、iPhone同士を重ねておいたらカメラと接触したガラス側が傷ついてしまったということがあります。
頑丈になることは良いことなのですが、他の製品と接触するとその製品が傷ついてしまうというのは頑丈さゆえの予期せぬ弊害でしょう。
せめてカメラの出っ張りさえなくなれば、こうした問題も避けられる気がするのですが、どうなることでしょう。
しかし、iPadのディスプレイもiPhone 12のサファイアガラスでもなければ大きな傷がつかないというのもなかなかすごいことです。
それは過去に保護フィルムなしでiPadを長年使用してきた自分が経験していることなので、iPadのディスプレイは今回のようなことがなければなかなか傷つかないのは確かなことです。
今回のような傷を防ぐためにもiPadに保護フィルムをつけるべきか悩ましいところではありますが、つけることによって損なわれる視認性やタッチ操作感、Apple Pencilの使用感、そしてSmart Folioの優れた保護性能などを考えますと、自分はまだしばらくつけずに使用していこうと思いますね。
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