VAIOは現在12インチタブレットを開発中とのことなのですが、このタブレット、スペックが驚異的です。
以下ではその詳しい性能や特徴などをまとめてみました。
スペック
※以下のスペックは試作機のものです。
注目なのが、CPUがMacBook Pro 15インチにも搭載されている47Wの高性能GPUモデルであるCore i7 Hシリーズであるのに
キーボード込みで28WのCPUを搭載するMacBook Pro Retina 13インチ(厚さ18mm、重さ1.57kg 以下MBPR13)よりも薄く、軽いスペックを実現したということです。
また、ディスプレイに関しては、MBPR13の2560×1600(227ppi)よりも広く、高精細で、色域もMBPR13は一般的な規格であるsRGBカバー率約98%に対し(詳しくはこちらの記事)、sRGBよりもさらに広いAdobe RGBカバー率95%という驚異的なスペックになっています。
タブレットPCのスペックとしては他の追随をも許さないはるかに高性能なPCです。
その他の特徴
キーボードはバッテリー内蔵タイプで、本体と磁力で接続して使用する他、ワイヤレスキーボードとしても使えます。フルピッチのキーボードと大きめのクリックパッドが搭載されており、操作性にも配慮されています。
スタンドは上から下に開く構造で、ペン入力程度では倒れず、見かけによらずしっかりしたスタンドとのことです。
放熱設計やバッテリー持ちなども非常に良くできた製品とのことで、モバイルPCとしての使い勝手も良好のようです。
プロフェッショナルに向けたPC
このPCは、性能からわかるように画像や映像などに関係するプロフェッショナルに向けた製品となっています。
4K Cinema RAWをサポートし、24pリアルタイム再生が可能であり、4K映画撮影現場で手軽に映像を確認したり、その場で編集作業が行うことができるとのこと。
その他にも「Lightroom 5」におけるRAW現像が一般的なモバイルPCのCPUよりも2倍高速に行えるとのことで、撮影現場でより手軽にRAW現像が行えます。
信じられないほど高性能なタブレットPCですが、気になるのはやはりバッテリー持ちと値段ですね。バッテリー持ちに関しては非常に良いとのことですが、具体的な数値がありませんので、現時点ではなんとも言えませんね。
値段はプロフェッショナル向けのPCなので、MacBook Pro Retina 15インチの最安モデルが約20万円するところから考えますと、軽く20万は超えてくるでしょうね。
お金に余裕があったらほしいんですけどね笑
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