最近の情報にて2020年にMacBook Pro 14.1インチモデルが発表されるという話がありましたが、この話が本当だったとして気になるのは現行のMacBook Pro 13.3インチと比較し、本体サイズはどうなるのかという点です。
そこで今回はこのMacBook Pro 14.1インチの本体サイズを現行モデルや過去モデルの傾向から予想し、比較してみました。
過去モデルのサイズ推移
MacBook Proシリーズのサイズ推移をまとめたものがこちら
※画面サイズ、ベゼルは理論値で実測値ではありません
MacBook Proシリーズは3〜4年に一度外観を変更する大幅なアップデートを行なっており、それ以外は外観を変えずに内部のCPUなどをアップデートするという方針となっています。
過去モデルの傾向を見ますと、これまでに本体サイズの変更が行われる大幅アップデートが行われたのは13インチモデルは3回、15インチモデルは4回(4回目は16インチに大型化)となっています。また、大幅アップデートが行われる度にベゼル(画面端のフチ)が縮小され、それに伴い本体サイズも縮小しています。
基本的にベゼルの幅は13インチ、15インチともほぼ同じ値となっているためおそらく2020年MacBook Pro 14.1インチはMacBook Pro 16インチと同等のベゼル幅になることが推測されます。ここから14.1インチの本体サイズを計算することができます。
MacBook Pro 14.1インチの本体サイズ予想・比較
上述した内容を元に14.1インチの本体サイズを計算しますと
縦22.03cm × 横31.7cm
になります。
現行のMacBook Pro 13インチと比較して、画面サイズは約12%大きくなりながら、本体サイズは約8%大きくなる程度に留めています。
MacBook Pro 13インチシリーズと図で比較したものがこちら
MacBook Pro 13インチシリーズとMacBook Pro 14インチ(一番右)
図を見てみますと、MacBook Pro 14インチモデルは現行のMacBook Pro 13インチ(左から3番目)よりはやや大きいものの、2009年〜2011年モデル(一番左)よりも小さく、2012年〜2015年モデル(左から2番目)の大きさに近いことがわかります。
参考までに現行のMacBook Pro 16インチ、MacBook Air 13インチと比較したものがこちら
左からMacBook Pro 16インチ、14インチ(予想)、MacBook Air 13インチ
当たり前ながらMacBook Pro 16インチよりは小さく、現行MacBook Airよりは大きいサイズになります。
仮にMacBook Pro 14インチが登場するとすれば、ラインナップはこのようになると予想されます。画面サイズに差があることでMacBook ProとAirの差別化がしやすく、より分かりやすくなります。こうしたことに加え、すでにMacBook Pro 15インチが16インチに大型化されたことを考えますと、MacBook Pro 13インチが14インチに大型化されることは妥当な流れのようにも思えます。
気になる発表日は前回の大幅アップデートから約4年が経っており、過去の傾向から必ず3〜4年以内に大幅アップデートが行われていることから今年中になる可能性が高いものと思われます。
実際に何度か関連するリーク情報が登場しており、すでにベンチマークスコアが出回るなどの動きもあります。
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