先日、iPhone 8の画面サイズと解像度などに関する情報がリークされましたが、この情報からいろいろと面白いことが判明したので、詳しく解説していこうと思います。
アプリ表示画面はiPhone 7(4.7インチ)より若干横に短い?
先日リークされたiPhone 8の画面サイズ、解像度に関する情報が上画像の通りです。
この画像からわかる情報とiPhone 7の情報をまとめますと
- iPhone 8 画面全体:5.8インチ、2800×1242ピクセル
- iPhone 8 アプリ表示領域:5.15インチ、2436×1125ピクセル
- iPhone 7:4.7インチ、1334×750ピクセル
となります。
これらの情報からそれぞれのアスペクト比、画面の横幅と縦幅を計算しますと以下のようになります。
※アスペクト比は正確には画面全体が20.289:9、アプリ領域が19.488:9で計算しています
実際に計算してみて驚いたのがiPhone 8のアプリ表示領域の横幅がiPhone 7の画面の横幅よりも短い(上の表の赤文字部分)ということです。
多少の誤差はあると思いますが、それにしても横幅の3.7mmの差は大きく、リーク情報に間違いがなければiPhone 8のアプリ表示領域の横幅はiPhone 7の画面の横幅よりも短いことは確定と言えます。
実際、リークされた画像の左側に並べられたiPhoneの4.7インチと5.15インチの大きさを比較してみますと、たしかに5.15インチモデルのほうが4.7インチより横に若干短い気がします。
試しに5.15インチの横幅に合わせた同じ大きさの矢印を並べてみましたが、こうして見るとわずかに5.15インチより 4.7インチモデルの方が横幅は広いように見えます(あくまでこの画像が正確にiPhoneの画面の大きさを表しているという前提ではありますが)
アプリ表示画面のアスペクト比は19:9
もう一つ計算により判明したこととしてはiPhone 8のアプリ表示画面のアスペクト比は19:9(厳密には19.488:9)と非常に特殊なものとなっているということです。
これは現在多くのスマートフォンやテレビなどで採用されている16:9をより細長くしたもので、映画で採用されているシネスコサイズの21:9よりは細くはないというなんとも中途半端なアスペクト比になります。
この変更により現行のiPhone向けに作られているアプリが、この特殊なアスペクト比19:9に対応させる必要があるので、しばらくの間はiPhone 8の画面をフルに活かせるアプリというのはかなり限られるものと思われます。
逆にこのアスペクト比に対応さえすれば、従来より縦長になるので同時に見れる情報量が増え、特にWeb閲覧などが快適になることが期待できます。
本体サイズはiPhone 7よりコンパクトになるかも
iPhone 8は最大5.8インチの大画面を搭載しながらも4.7インチのiPhone 7並にコンパクトになると言われていますが、今回の結果からiPhone 7よりもさらにコンパクトになることが期待できるかもしれません。
その理由としてiPhone 8はベゼルがかなり細いベゼルレス設計になるという噂があり、iPhone 8の画面全体の大きさがiPhone 7よりも小さく収まっているためです。
実際にその数値を見てみますと、
- iPhone 8 画面全体(5.8インチ)の大きさ:横59.7mm×縦134.6mm
- iPhone 7 本体サイズ:横67.1mm×縦138.3mm
となっており、
特に横幅においてiPhone 7よりもコンパクトにすることが可能な範囲の画面の大きさとなっていることがわかります。
これは個人的な考えですが、スマートフォンを持つ上で横幅が小さいというのは重要なことで、横幅が小さければ小さいほど片手での操作性や落としにくさなどが向上するものと考えています。
そういう点において大画面化しながらも横幅がコンパクトになるiPhone 8は片手での操作性の向上も期待できるのかもしれません。
いろいろ語りましたがまだ確定した情報というわけではないので、実際にどうなるかはわかりませんが、個人的には横幅が小さくなることにかなり期待してますね。
それ次第でいま愛用している4インチのiPhone SEから本気で乗り換えることになるかもしれませんので笑
※2/20追記
このリーク情報から判明したことの続きを以下の記事にてまとめました
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