先日日本でもリリースされたばかりのポケモンGOですが、海外と同じようにやはり凄まじい人気となっています。
なんでもポケモンGOの初週ダウンロード数はApp Store史上最高になるんだとか。
そんなポケモンGOですが、初代ポケモンはもちろん、各世代のポケモンやその他多くのゲームをやってきたかなりのゲーマーである自分が実際に2日ほどやってみた感想を言わせてもらうと、正直すぐあきそうなゲームだなと思いました。
今回はその4つの理由について語っていこうと思います。
あきると思った4つの理由
1、戦略性に欠ける
このゲームの決定的な欠点は戦略性に欠ける、単純すぎるゲームだということです。
このゲームにはポケモンごとにCPという強さを表すステータスがあるのですが、このCP、単純に高ければ高いほどポケモンが強く、CPが高ければほとんど何も考えなくてもバトルに勝つことができます。
一応バトルには普通の技、特殊わざ、さけるの3つの選択肢があり、技ごとに威力やタイプなどもありますが、CPが高ければただ普通の技を連打してるだけでほとんど勝てるゲームで、戦略性もあったものではありません(ちなみにさけるはどのタイミングでさけられるのかが不明で、明らかにさけてるのに攻撃が当たることがよくあり、ほとんど使い物になりません)
また、ジムでしかバトルを行うことができず、プレイヤー同士の対戦やランキングシステムなどもないので、非常に人気の高い点はおいといて、客観的に1つのゲームとして見ると正直あまりやりがいのないゲームシステムとなっています。
2.地域差が激しすぎる
このゲームは基本歩いてプレイすることが大半ですが、出てくるポケモンの頻度、ポケストップやジムの数は完全に地域に依存します。
これらは人口が密集している場所や何かしらのモニュメントがある場所で見つけやすく、そういった場所が家のすぐそばにあるという人はそれだけで、課金ユーザーを超えるくらい有利になります。
特に地方と都市では差が出やすく、地方に住む人はたいていの場合、都市に住む人よりも大きく遅れを取ることになります。
住む場所が違うだけで、実際のプレイ大きな差が出るというのは不利な人にとっては耐えがたいことでしょう(自分がそうですが笑)
3.疲れる
このゲームはそのゲームシステムからとにかく歩きます。
そうなると当然疲れます。
近所にポケモンがよく出る場所やポケストップなどがあればいいのですが、ない人にとっては遠くまでわざわざ足を運ばなければならなくなります(これは2の理由とも関連していることですね)
いくら健康にいい、だとか、いい運動になる、だとか言ってもダイエットが続かない人がよくいるようにポケモンGOもいずれかはしんどくなることでしょう。
これをスポーツの一環として取り込めたらいいのですが、ポケモンが出るたび立ち止まらなければならないこのゲームはあまり効率よくスポーツできるとも思えません。
そのためこのゲームは近場にポケモンがよく出現する人のほうが、実際のプレイでも体力的にも有利になり、逆にあまり出ない人は遠くまで足を運ばなくてはならなくなり、その結果疲れることになります。
4.危ない
このゲームはとにかく危ないです。
画面を見ながら歩くことの多いゲームですので、不注意による事故が起こる可能性が高いです。
しかもただ歩いてるだけでなく、ポケモンが出たら突然立ち止まることもあるので、前だけでなく、後ろの歩行者にもぶつかる可能性があり、危険度はかなり高いです。
実際海外では崖から転落したり、危険地帯に侵入したりするなど多くの事故が発生しています。
推奨されるのはなるべく広くて安全でポケモンがでやすい場所でしょうけど、2のように地域によってそれがかなり遠くにある場合があります。
こうなってくるともう近くに何もない人は投げ出したくなることでしょう。
まとめ
以上のことをまとめますと、
ポケモンGOはそもそものゲームシステムが単純すぎるもので、地域差により有利な人と不利な人に大きく分かれ、疲れる上にとにかく危ないゲームだということです。正直本家のポケモンのほうがよっぽど面白いし、安全です。
今でこそポケモンGOは話題性とポケモンというコンテンツ力でその人気を支えていますが、このようなゲームシステムでは話題性がなくなったとたん、多くのユーザーがあきていくことは避けられないことでしょう。
まだリリースされたばかりなので、今後のアップデートもあることかと思いますが、歩くというシステムは仕方ないとしても、単純すぎるゲームシステムを大きく変えるようなアップデートが行われない限り、ポケモンGOは長く続かないでしょう。
1人のユーザーとして、このようなゲームシステムが今後改善されることを切に願います。
P.S. なんやかんや言いましたが、自分はみんながあきるまで続けるつもりです笑
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