MELV1Nによりますと、先日配信されたスペクター問題が対処された「iOS 11.2.2」へのアップデートでiPhone 6の性能が大幅に低下することがベンチマーク結果より判明したと伝えています。
4割もの大幅な性能低下
公開されたベンチマーク結果によれば、「iOS 11.2.2」のiPhone 6の性能は「iOS 11.1.2」のiPhone 6より約40%も性能が低下していることがわかります。
ただし、この性能低下は重大なCPUの脆弱性問題「スペクター」を対処するためにその問題の性質上起こってしまう現象です。
同サイトではこの問題は非常に重大なセキュリティ欠陥があるため、これを「必要悪」とし、たとえ性能が下がることになろうと「必ず」アップデートするようにと伝えています。
つい最近、Appleはバッテリー劣化による意図的なiPhoneの性能低下疑惑で問題となったばかりですが、またも性能低下問題が発生してしまいました。
Apple、バッテリー劣化による性能低下現象を説明 - バッテリー交換費用も値下げへ
Appleは正式にバッテリー劣化による性能低下現象の詳細についての説明文を公表しました。
今回の問題はバッテリー劣化問題とは全く無関係のもので、Appleとしてはバッテリー劣化問題で決して意図的にユーザー体験を低下させるようなことはしないと誓ったばかりに最悪なタイミングでの問題発生となっています^^;
しかも今回はApple側の問題というよりIntelやARMなどのCPU設計側の問題なので、このタイミングでのこの問題発生はさすがにAppleに同情しますね^^;
※追記
手持ちのiPhone SEでも約20%もの性能低下が確認されました
【衝撃】iPhone SEを「iOS 11.2.2」にしたら性能が約20%も落ちた件
先日配信されたスペクター問題が対処された「iOS 11.2.2」にてiPhone 6のベンチマーク結果が4割も落ちたことが話題となっていましたので、手持ちの「iOS 11.2.2」にアップデートしたiPhone SEでベンチマーク測...
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