先日配信されたスペクター問題が対処された「iOS 11.2.2」にてiPhone 6のベンチマーク結果が4割も落ちたことが話題となっていましたので、手持ちの「iOS 11.2.2」にアップデートしたiPhone SEでベンチマーク測定をしてみたところ、なんとスコアが大きく落ちていることが確認されました。
約20%もの性能低下を確認
測定に用いたのはGeekbench 3です。
まずは約1ヶ月前にバッテリー劣化問題を検証した時のiPhone SE(iOS 11.2.1)のスコアがこちら
「iOS 11.2.2」にアップデートしたiPhone SEのスコアがこちら
比較しますと
「iOS 11.2.1」のiPhone SE
- シングルコア:2511
- マルチコア:4400
「iOS 11.2.2」のiPhone SE
- シングルコア:2156
- マルチコア:3679
結果、マルチコアのスコアは17%もの低下が確認されました。
念のために何度か測定してみましたが、結果は大差ありませんでした。
もしかするとバッテリー劣化の影響かもしれないと思ったので、バッテリーの容量を確認してみましたが、以前測定した結果と変わらず86%の容量となっていました。
情報を見た限り性能低下が確認されたのはiPhone 6くらいかと思われましたが、なんとまさかの自分のiPhone SEも性能低下が確認されてしまいました^^;
しかも約20%も性能が低下するとは驚きです…
残念ではありますが、「iOS 11.2.2」では重大なセキュリティ問題「スペクター」が修正されており、その修正に伴い性能が低下する可能性があると言われていたので仕方ありません。
iOS 11.2.2にアップデートでiPhone 6の性能が約4割も低下!?ベンチマークから判明
MELV1Nによりますと、先日配信されたスペクター問題が対処された「iOS 11.2.2」へのアップデートでiPhone 6の性能が大幅に低下することがベンチマーク結果より判明したと伝えています。
一応日常的に使用する分にはなんら問題なく使えているので、とりあえず受け入れるほかありませんね^^;
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