Apple Musicはストリーミング再生を採用しているため配信曲を聞くたびに通信量がかかりますが、かみあぷ速報の計測結果によれば、その通信料は既存の定額音楽配信サービスである「LINE MUSIC」よりも少なく抑えられていることがわかりました。
4G/3G通信時は少なく、Wi-Fi接続時は多くなる
定額音楽配信サービス「LINE MUSIC」と「AWA」、「Apple Music」の通信料の計測結果が以下の通りです。
テイラー・スイフト「We Are Never Ever Getting Back Together(再生時間3分13秒)」の場合
Apple Musicの通信量はLINE MUSICよりも大きく抑えられていることがわかります。
Wi-Fi通信時は逆にApple Musicが大きく上回る結果になっています。一般的なインターネット回線(Wi-Fi通信)だと4G/3G通信とは違い、データ制限が行われることはないので、音質向上のために通信量を大きくしているものと思われます。
EXILE「Choo Choo train(再生時間4分44秒)」
別な曲の場合でも同様の結果になったようです。
7GBの通信制限で再生可能な時間
7GBの4G/3G通信制限で再生可能な時間はApple MusicとAWAがほぼ同じ時間で、LINE MUSICはその約3分の1ほどという結果になりました。
Apple Musicは最もバランスが良い?
この結果からわかることはApple Musicは通信量を抑えるべきときはしっかり抑え、通信量を気にしなくていい時は音質を向上させるバランスの良い音楽配信サービスであるということです。
4G/3G通信で、曲を聞きたいときはApple Musicがベストでしょう。
とは言ってもApple Musicでも通信量はけっこうかかります。
そのあたりについてApple Musicはしっかり考えられていて、オフライン再生が可能になっています。この機能を使えば、通信量を気にせずApple Musicを利用できるでしょう。
一応LINE MUSICもキャッシュ機能が搭載されており、2回目の再生以降は通信量が抑えられるようです。
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