今回はLenovoの8インチWindowsタブレット「Miix 2 8」はどれほどの性能なのか測定するためにベンチマークテストを行い、他のPCと比較してみました。
今回用いたベンチマークソフト
- CineBench R11.5
CPU、GPU(OpenGL)の性能を測定するソフト。
- CrystalDiskMark
ストレージの読み書き速度を測定するソフト。
CineBench R11.5
測定結果
GPU(OpenGL):6.05fps
CPU:1.20pts
比較結果
スコア参考:ASCII.jp、他のスコアは以前に測定したものの一部を使用しています
Atom Z3740が「Miix 2 8」に搭載されているCPUです。
今回はドスパラ製の8インチWindowsタブレット「Diginnos DG-D08IW」とも比較してみました。
CPU
CPU性能はさすがに15WのCore i5 Uシリーズには劣りますが、11.5WのYシリーズに近いスコアを出しています。
また、ドスパラの「DG-D08IW」のCPU「Atom Z3735F」よりもスコアがやや大きい結果になりました。
GPU
GPU性能はCoreシリーズと比較すると大きな差がついています。その分「Miix 2 8」は解像度が少ないので、GPU性能を考えますと適正な性能なのではと思います。
「DG-D08IW」よりはスコアがわずかに大きいようです。
CrystalDiskMark
測定結果
「Miix 2 8」のストレージのシーケンシャルリード(順次読み込み速度)は162.6MB/sと一般的なHDDの速度(100MB/s前後)と比較して速いようです。
シーケンシャルライト(順次書き込み速度)は68.80MB/sと一般的なHDDの速度よりやや遅めです。
DG-D08IWとの比較
画像参考:ASCII.jp
こちらはドスパラの「DG-D08IW」との比較です。
全体的なスコアは「Miix 2 8」のほうが上であることがわかります。
ちなみに「DG-D08IW」のストレージ容量は16GBで、「Miix 2 8」の64GBの1/4ほどの容量です。
まとめ
lenovoの8インチタブレット「Miix 2 8」はCoreシリーズほどの性能ではありませんでしたが、ドスパラの「DG-D08IW」より全体的に性能が高いということがわかりました。
ドスパラの「DG-D08IW」は19980円(直販価格)という低価格で人気な商品ですが、「Miix 2 8」はこの性能で25000円(Amazon)ほどで購入できます。もし、8インチタブレットの購入を考えているのであれば、個人的には「Miix 2 8」がベストな商品であると個人的には思います。
詳しいスペックの比較などは以下の記事で行っています。
コメント