Appleは3月のイベントで、驚愕の薄さを実現したRetinaディスプレイ搭載の12インチMacBookを発表しましたが、10年前にAppleが開発したPowerBookとの比較画像がすごいことになっていました。
同じPCとは思えないほど薄い!
とにかく目を引くのは2015年MacBookの薄さです。どこに部品が入っているのかというくらい薄いです。
インターフェイスの数も大幅に違います。2005年MacBookはUSB、Firewire、Ethernet、Audio out、in、Video out、電源端子と非常に豊富なのに対し、2015年MacBookはUSB Type-CとAudio out(イヤホンジャック)の二つのみです。その代わりUSB Type-C一つでUSB、充電、ビデオ出力などとして利用可能です。
2015年MacBookは驚くほど薄いですが、性能はPowerBookよりも圧倒的に上です。
画面サイズは12インチとほぼ同じなのに対し、解像度は約4倍です。バッテリー駆動時間は約2倍になり、記憶装置はSSDとなり、容量は約4倍の256GB、メモリは16倍の8GBとなっています。Geekbenchのスコアも約6倍と大幅に性能が向上していることがわかります。
そして驚くのはこれほどの性能を持ちながら2015年MacBookは1299ドルとPowerBookの1499ドルよりも安いことです。PCを製造する際のコスト削減の成果でしょう。
たった10年間で、これほどまでにPCは変わりました。技術の進歩は早いものです。10年でこれほど薄くなるのならあと10年後は紙のように薄いPCが実現しているかもしれないですね。
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