GeekBench BrowserにてMacBook Air 2020年モデルとされるベンチマークスコアが公開されていましたので、そのCPU・GPU結果を比較してみました。
ベンチマーク結果
今回参考にしたベンチマークは最新版のGeekBench 5で、現行MacBookシリーズと一世代前のMacBook Airと比較しています。
CPUスコア
CPUのマルチコアの結果は一世代前のMacBook Air 2019 Core i5モデルと比較し、Core i3モデルが約30%向上、Core i5が約80%向上と公称値の最大2倍に近い結果となっています。
公称値の最大2倍というのはカスタマイズ専用のCore i7のものであり、こちらはMacBook Pro 13インチに近いスコアになるものと予想されます。
GPUスコア
GPU(OpenCL)スコアは一世代前のMacBook Air 2019 Core i5モデルと比較し、Core i3モデルが約45%向上、Core i5モデルが約85%向上とこちらは公称値である最大80%向上通りの結果となっています。
GPU性能ではMacBook Air 2020 Core i5のスコアがMacBook Pro 13 2019に相当する結果となっており、大幅にグラフィック性能が向上していることがわかります。
参考までにMacBook Pro 16 2019のカスタム最上位モデルCore i9 2.4GHz/Radeon Pro 5500Mモデルと比較していますが、当然ですがこちらのスコアにはCPU・GPUとも遠く及ばない結果となっています。
結果としてとても「Air」とは思えないほどの性能向上を果たしており、MacBook Pro 13インチに迫るスコアを実現していることが分かりました。今回のアップデートはMacBook Air史上最大と言える性能向上となっているかもしれません。
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