先日のスペシャルイベントにてBroadwell世代のCPUを搭載したMacBook Pro Retina 13インチとMacBook Airが発表されましたが、さっそくGeekbench3によるベンチマークテスト結果が公開されました。
MacBook Pro Retina 13インチのスコア
スコアを見てみますと、Early 2015(最新モデル)は最も低いCore i5(2.7GHz)モデルでも「6161」とパフォーマンスが比較的高いことがわかります。
Early 2015のCore i5(2.9GHz)モデルは「6395」とMid 2014(前モデル)のCore i7搭載モデルの「6357」よりもスコアが高く、Early 2015のCore i7搭載モデルは「6741」とさらに大きくスコアを引き離しています。
MacBook Airのスコア
MacBook Airは同じBroadwell世代のCPUでもスコアの差が大きく広がっています。
Early 2015のCore i5モデルは「5094」とMid 2012のCore i7モデルの「5167」に劣るスコアですが、Core i7モデルは「6251」と最新のMacBook ProのCore i5(2.7GHz)モデル「6161」を上回るという驚愕の結果になっています。
Broadwell世代のMacBook Air Core i7モデルのスコアが同世代のPro core i5モデルを超えるという予想外に高いスコアとなりました。
MacBook Pro Retina 13インチの最安モデル(Core i5 2.7GHz/RAM 8GB/SSD 128GB)が144,800円(税別)
MacBook Air 11インチのカスタマイズモデル(Core i7 2.2GHz/RAM 8GB/SSD 128GB)が132,800円(税別)(13インチモデルは142,800円)
となることを考えますと、CPU性能で言えばAirのカスタマイズモデルを買ったほうがお得ということになります。ただ、Geekbench3のスコアは主にCPU性能が関係しており、GPU性能はあまりスコアに関係しませんので、GPU性能で言えばIris Graphics 6100を搭載しているProのほうが上だとは思います。
MacBook Air Core i7モデルは携帯性、CPU性能に優れ、できる限り安いMacBookがほしい人向けの製品になるものと思われます。
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