MacBookのバッテリーを20%伸ばすというアプリ「Endurance」を1週間ほど使ってみたのですが、実際にMacBookのバッテリー持ちが驚くほど良くなりました。
今回はその設定方法や使い方、実際に使ってみた感想などについてまとめてみました。
設定方法
事前に言っておきますとこのアプリは12.99ドルと有料です。
しかし、最初の7日間のみは機能を全て使えて無料なので、気になる方はまず無料から試してみることをおすすめします。
1.ダウンロード
まずは公式サイトより「Endurance」をダウンロードします。
サイトの下の方にある「Download Endurance」からダウンロードできます。
2.インストール
インストールといってもダウンロードした「Endurance」をアプリケーションフォルダに移すだけです。
3.初期設定
最初に以下の画面が出てきますので、以下を選択
Enduranceを購入するかどうか聞かれますので、7日間のお試し版を使用したい場合は「Continue Trial」を選択、購入する場合は「Buy Now」を選択してください。
画面上部にこのようなマークが表示されれば最初の設定は完了です。
使い方
Enduranceは以下のような設定項目があります。
それぞれについて解説は以下の通りです。
低消費電力モードの起動設定
- Start Low Power Mode Now
今すぐ低消費電力モードになります(初期設定では50%から)
低消費電力モードの設定(低消費電力モード時のみ設定変更可)
- Dimming Screen
スクリーンをだんだん暗くする機能です。
暗くなっているのに気づかないほどゆっくり暗くなっていきます。
- Monitoring Expensive Apps
負荷の高いアプリを監視、制御する機能です。
負荷が高い際にアプリがあるときはスリープさせるかどうかの通知が来ます。
- Hiding Background Apps
アプリのウィンドウの後ろに隠されているアプリを最小化する機能です。
最小化とありますが、最小化としてドックにおさまるわけではなく、ウィンドウが見えなくなります。少しでも重なっていると消える仕様になっていますので、場合によっては使いにくくなります。
- Monitoring Flash Plugin
フラッシュプラグインを監視、制御する機能です。
基本的にはMonitoring Expensive Appsと同じで、負荷が高いフラッシュプラグインがあるときはスリープさせるかどうかの通知が来ます。
- Slowing Down Process
CPUのターボモードをオフにする機能です。
おそらくこれがバッテリー持ちが大幅によくなる機能だと思われます。
この機能は設定するとき一度だけ以下のようにパスワード入力が求められます。
これはインストールしておくと良いでしょう。
その他の設定(Settings内の項目)
- Automatically start low power mode
低消費電力モードを自動的に開始する設定です。
- Ask to Start low power mode
低消費電力を始めるときに通知して確認する設定です。
- Only start manually
低消費電力モードを手動で開始する設定です。
- AUTOMATICALLY START AT:
自動的にスタートさせる際のバッテリー残量です。
低消費電力モードを起動すればあとは基本自動的に行ってくれます。
実際に使ってみた感想
今回試したPC:MacBook Pro Retina 13インチ Late 2013 Core i5 2.6GHzモデル
設定:Hiding Background Apps以外オン、90%から自動的に低消費電力モードオン
結果としてはびっくりするほどバッテリー持ちが良くなりました!
以前に使っていたバッテリー持ちが25%良くなるというCPUのターボブーストをオフにするアプリ「Turbo Boost Switcher」よりも明らかに長持ちしています。
体感的にはいつもの1.5倍くらいバッテリーが長持ちしている感じです(実際に時間を測定したわけではありませんが笑)
また、「Turbo Boost Switcher」では起動する度にパスワード入力が求められましたが、この「Endurance」ではそれが必要ないのが素晴らしいです。
「Slowing Down Process」によるCPU性能の低下も自分のMacBookでは全く気にならないほどで、総合的に大満足なアプリです。
MacBookのバッテリー持ちを改善したいという方には非常におすすめのアプリです。
これはぜひ使って欲しいです^_^
ダウンロードは公式サイトからどうぞ
※2/17追記
執筆当初、このアプリを絶賛していましたが、「Hiding Background Apps」のオン、オフにかかわらず勝手にウィンドウが最小化される不具合があることが判明しました。
現時点でアップデートは行われていないようなので、購入する方はその点を注意したほうがいいかもしれません。
コメント
こういう無責任なアフェリエイトブログには困ったもんだが、
このソフト、詐欺ウェアなので、みんなは絶対に買わないようにしてほしい。
「Hiding Background Apps」をオンにしようがオフにしようが、
勝手にウィンドウが最小化されて不便極まりない。
つまり、「Hiding Background Apps」のパラメーターが機能していないわけだ。
10.11.3には対応していない模様。
作者に、いったいどうなっているのかと連絡中だが、返事は来ない。
12.99ドルぼったくられて終わり。
本当に、マック界隈はこういうゴミプログラムが多くてとても困っている。
結局、フリーソフトレベルなんだよね。
マックマンさん
>「Hiding Background Apps」をオンにしようがオフにしようが、
>勝手にウィンドウが最小化されて不便極まりない。
本当におっしゃるとおりで、たしかに勝手にウィンドウが消されますね^^;
登場したばかりだったので、そのうちアップデートなどが行われるかと思いましたが、一向に行われる気配もありません。
ただバッテリー持ちは確実によくなったので、勢いで「神アプリ」と豪語してしまいましたが、もっとじっくり使った上で判断するべきでしたね。
お詫びとして記事内容を変更させて頂きます。
>こういう無責任なアフェリエイトブログには困ったもんだが、
>このソフト、詐欺ウェアなので、みんなは絶対に買わないようにしてほしい。
念の為に言っておきますが、自分はこのソフトに関してのアフィリエイト報酬は一切受け取っていませんし、この記事はあくまで個人的な感想を述べたまでです。
たしかにもう少し使った上で、おすすめするべきだったとは思いますが、自分もあなたと同じ一人のユーザーで、自分もこの不具合については騙されたかのような気持ちです。
その点についてご了承いただければと思います。
自分で作りゃいいのに