macOS Sierraの新機能の一つにApple Watchでロック解除という機能があります。
これにより、Macでスリープ復帰時のパスワードを設定している場合、わざわざ復帰の度にパスワードを入力する手間が省けることになります。
今回はこの便利機能の設定方法について詳しく解説していきます。
設定方法
1.「システム環境設定」の「セキュリティとプライバシー」を選択
2.「Apple WatchでこのMacのロックを解除できるようにする」を選択
ちなみにこの時点でApple Watchでパスコード設定していない場合はパスコードを設定するよう要求されます。
パスコードを設定していない場合はiPhoneの「Apple Watch」アプリからパスコードの設定を行いましょう。
3.「スリープとスクリーンセーバの解除にパスワードを要求」を選択
これをやらないとApple Watchでロック解除できるようにする意味がありません。
4.MacのメニューバーにあるBluetoothをオンにしておく
BluetoothをオンにしていないとApple Watchでロック解除ができなくなるようです。
5.スリープ復帰時にApple Watchを着けている状態で自動でロック解除されれば完了
あとはスリープ復帰時にApple Watchを着けていれば、自動でロック解除されると思います。
ちなみに電源起動時、再起動時はApple Watchでの自動解除はできないようです。
この機能はなかなか便利だとは思いますが、使ってみて感じたデメリットとしてはApple Watchにもパスコードを設定しなければならない点と認識が時々遅かったり、認識されないことがある点でしょう。
自分はどちらかと言うと速度重視なためMacにロックはかけない派なのですが、Macにロックをかけるだけならまだしも、あまり重要なデータのないApple Watchにまでロックをかける必要があるのは少し面倒な気がします。認識も時々遅かったり、認識されないこともあるので、あくまでこの機能は常にMacにはロックをかけていてApple Watchを持っている人が少しでも楽にロック解除するための機能なのかなと思います。
便利なことは確かなので、上記のことに当てはまる人は是非利用したほうがいい機能だとは思います。
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