iOS 16よりAirPods向けの新機能として「パーソナライズされた空間オーディオ」が追加されました。
この機能により、従来の空間オーディオよりさらに没入感のある音の表現が可能になるとのこと。
そこで今回はAirPods 第3世代にて、同機能を使用する前と後で音質に違いがあるのか比較検証してみました。
パーソナライズされた空間オーディオとは
パーソナライズされた空間オーディオとは、iPhoneのFace ID(顔認証)カメラを利用して、耳の形状を分析し、個別の耳の形状にあった空間オーディオを提供することができるという機能となっています。
音の感じ方というのは人の頭や耳の大きさや形によって様々であるため、形状を分析して最適化することで、より没入感のあるリスニング体験が可能になるとのことです。
詳細な設定方法、対応機種などは以下の記事にて解説しています。
【iOS 16】AirPodsの「パーソナライズされた空間オーディオ」の設定、対応機種、使い方解説
2022年9月13日に配信された「iOS 16」よりAirPodsの最新機種にてパーソナライズされた空間オーディオが利用できるようになりました。
今回はその設定方法や対応機種、使い方などについてまとめてみました。
進化した空間オ...
音質比較
今回音質を比較するために使用した機種、再生アプリは以下の通りです。
- イヤホン:AirPods 第3世代
- 機種:iPhone 12 mini(iOS 16アプデ済)
- アプリ:Apple Music
比較のために検証した曲は米津玄師の「Lemon」です。
通常の空間オーディオ
通常の空間オーディオ自体非常に音質が良く、とても臨場感のある音、控えめながらも適度に響く低音、実際に近くで歌っているかのような歌声、透き通るように響く高音などに仕上がっているように感じます。
これだけでも特に不満はないほどのクオリティです。
パーソナライズされた空間オーディオ
パーソナライズされた空間オーディオでは、聴き比べれば分かるレベルの音質改善が確認されました。
低音域がより引き締まり、人の声もより立体的に、高音域もより明瞭になった印象です。しかし、劇的な変化かと言えばそこまでではなく、気持ち音質が改善した、というレベルでした。
聴き比べてみて分かる程度の違いではあるので、過度な期待は禁物ですが、音質は確かに良く感じるため、やって損はないかと思います。
気になる方は参考にどうぞ。
【iOS 16】AirPodsの「パーソナライズされた空間オーディオ」の設定、対応機種、使い方解説
2022年9月13日に配信された「iOS 16」よりAirPodsの最新機種にてパーソナライズされた空間オーディオが利用できるようになりました。
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