TechCrunchによりますと、AirPods Maxは専用ケーブルにて3.5mmオーディオジャックと有線接続すれば遅延はなくなることが報告されています。
ワイヤレスヘッドホンの最大の欠点
ワイヤレスヘッドホンの宿命とも言える欠点が無線接続によって遅延が生じることです。
AirPodsは世代を重ねるごとに遅延がどんどん縮小されてきましたが、それでも遅延は大きく、通常の動画視聴やゲームなどでは問題になるほどではないものの、音ゲーなどの音と見た目のタイミングが一致している必要があるアプリでは致命的です。
有線接続で遅延がなくなる?
AirPods MaxではLightning端子経由で有線接続できるようになっています。
To answer one of the biggest AirPod Max questions I’ve been asked by audio folks – especially for podcast and mixing work: yes the cable eliminates (audibly, haven’t tested with tools) audio latency so it can be used for live monitoring with the $35 cable. pic.twitter.com/SSQg3rgzG6
— Matthew Panzarino (@panzer) December 10, 2020
TechCrunch編集長のMatthew Panzarino氏によれば、別売のApple純正「Lightning – 3.5mmオーディオケーブル」を使って有線接続したところレイテンシー(遅延)はなくなるとのこと。
専用ツールを使ってはいないとのことで、具体的な遅延時間については不明ですが、なくなったように感じるほど大幅に遅延が減少するようです。
ワイヤレスヘッドホンはとても便利ですが、どうしても遅延が生じるため音ゲーなどをする人には向かないものです。
ただ、AirPods Maxはそんな遅延に悩む人のためか唯一遅延が少ない有線接続ができる選択肢が用意されているようです。
なお、最近のiPhoneやiPadは3.5mmイヤホンジャックがないので、有線接続したい場合は上記のケーブルに加えて「Lightning – 3.5ヘッドホンジャックアダプタ」を購入する必要があります。
AirPods Maxで有線接続したい場合はやや高上がりになることは覚悟した方が良いかもしれません。
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