ついに正式発表されたiPhone 12シリーズですが、気になるのは通常モデルとProモデルとの違いでしょう。
しかし、このモデル間の違いはイベントをリアルタイムで見ていた側からすると結局カメラ以外何が違うの?状態でした。
公式サイトにも比較情報が公開されたので、その情報をもとに徹底比較してみました。
通常モデルとProモデルの違い
今回比較したのは違いがわかりやすい6.1インチのiPhone 12 ProとiPhone 12です。
以下、左はiPhone 12 Pro、右はiPhone 12となります。
主な特徴
主な違いをざっくり見てみますと、光学ズームとナイトポートレート、本体フレームがステンレススチールであること以外は違いがないように見えます
容量
容量はProモデルが128GB〜512GB、通常モデルが64GB〜256GBとなっています。
この辺りは妥当ですし、128〜256GBは共通なので、512GBまで必要か否かが大きな違いでしょう。
ディスプレイ
ディスプレイもおおよそ同じですが、よく見ると標準最大輝度に違いがあります。
Proモデルは800ニトで、通常モデルの625ニトより175ニト高いです。
しかしHDRの最大輝度は1200ニトと共通です。
サイズ、重さ、防水防塵、チップ
ここは全て同じです。
背面カメラ
一番違いがある所です。
Proモデルは望遠カメラがついて光学2倍ズーム可能、ナイトポートレートが使用可能、Apple ProRawが利用可能などの違いがあります。
Apple ProRawはAppleが制作したプロ向けのRawファイルと言ったところです。本当にプロ向けの機能なので、分からない人は気にしなくて大丈夫です。
ビデオ撮影
ビデオ撮影はほぼ同じですが、Dolby Vision HDRビデオ撮影のみProモデルが60fpsとなっています。
前面カメラ
こちらは全く同じです。
通信方式
どちらとも全く同じです。
Proモデルは5Gのミリ波に対応するという噂がありましたが、見る限りミリ波対応の記述はありません。
セキュリティ、オーディオ関連
どちらとも同じです。
バッテリー
こちらも違いはありません
その他
ProモデルのみLiDARスキャナを搭載しています。
他は同じです。
まとめ
以上のiPhone 12 ProモデルのiPhone 12との違いをまとめますと
- ステンレススチールフレーム
- 標準輝度が通常モデルより175ニト高い
- 最大512GBストレージ選択可能(通常モデルは最大256GB)
- カメラ関係
- 望遠カメラ光学ズーム2倍(通常モデルは1倍)
- ナイトポートレート可能
- Apple ProRaw対応
- Dolby Vision HDRビデオ撮影60fp対応(通常モデルは30fps)
- LiDARスキャナ搭載
となっています。
まとめてみたら思ったより違いが少なくて驚きです。
やはりProモデルの大きな特徴は「カメラ」なのだと思います。
価格差は約2万円あり、それをどうとらえるかでどっちを選ぶか変わってくるでしょう。
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