先日、svetapple.skがiOS 14内部から発見したというiPhone 12 Proの画像を公開しましたが、最近何かと正確な情報を提供するJon Prosser氏がこの画像はフェイクだと述べています。
素材サイトから作成した可能性
問題となった画像というのはsvetapple.skがiOS 14内部より発見したというiPhone 12 Proとされる画像(上記画像)ですが、Jon Prosser氏によればこの画像はフェイクであるとのこと。
その理由について同氏は2つあると述べています。
1つ目は同氏もiOS 14のソースコードを持っているとのことですが、このような画像はどこにも見当たらないとのこと。
2つ目は似たような画像が有料素材サイトshutterstockで見つかったからとのこと。
実際にリークされた画像と見比べてみますと、素材サイトの画像のうち2つのデザインがリーク画像とかなり一致しています。受話口あたりはほぼそのまま使用したのではないかというほどです。
同氏によればiPhone 12 Proの最終デザインはまだ確定していないとのこと。
確かに同氏の証言通り先日リークされたiPhone 12 Proとされる画像は素材サイトの画像とかなり一致しています。
また、個人的には同サイトで公開されていたベゼルに埋め込まれたFace IDの画像も気になっていました。
この画像は一見するとそれっぽいのですが、Face IDのためのセンサー類が公式画像のセンサー類と形状が全く一致していました。
輝度調整して比較したもの
ちなみに同メディアはこの画像についてiOS 14内部から見つけたものなのか自分で編集したものなのか明言していません。
そもそも6月に発表される予定のiOS 14内部に9月発表予定のiPhone 12の画像をAppleが入れておくとは考えにくく、この時期に9月発表のiPhoneの公式画像がリークされたケースもほとんどありません。
今回リークされた画像は本物でないと見たほうが良いかもしれません。
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