10.9インチiPad Airが発表されましたが、本体サイズは11インチiPad Proとほぼ同じようです。
そこで今回は11インチiPad Pro(2018)モデルを所持している自分が片手持ち、両手持ちの持ちやすさなどカバーあり、なしの場合など含めて詳細にレビューしていこうと思います。
カバーあり、なしの持ちやすさの違い
自分は基本的にiPad Pro 11インチは純正のSmart Folioカバーを使用しているのですが、これをつけているのとつけていないのとではだいぶ持ちやすさが変わります。
iPad Pro 11インチ単体の重さ(実測値)は473g
Smart Folioの重さ(実測値)は170gなので
カバーをつけると643gになります。
初代iPadが680gだったので初代より軽いですがけっこうな重さですね。
カバーあり
カバーありの状態で片手で持ってみると、持てないことはないですが、長時間持つとかなり疲れます。
自分はカバーを外して使用することはあまりないので、基本的にテーブルや膝上などにおいて使うことがメインです。
読書をしたり、ウェブを見たりするときはこのような持ち方をすることがありますが、テーブルの端を支えにして重さをやわらげる持ち方で使うことが多いです。
カバーなし
カバーなしの状態では片手でとても持ちやすいです。
473gととても軽いこともあり、軽々持てます。
以下ではカバーなしの状態で検証してみます。
縦持ちの持ちやすさ
縦持ちで使用すると、とても文字入力しやすいです。
指がちょうどキーボード全体に負担なく届くようになっていて、縦長ということもありキーボードが占領する領域も少なくなるので、文字入力には最適です。
以前に運転免許更新の待ち時間の間、この持ち方で立ちながらブログ更新したことがあります。カバーなしであればギリギリ立ちながら作業できないこともない持ち方です。
この状態でウェブサイトなども快適に見れます。
片手で持ちながらもう一方の指で画面上の戻るボタンなどにタッチできるので、片手持ちに適した持ち方と言えるでしょう。ただし、カバーを外していても長時間片手で持ち続けるのはやはり大変です。
横持ちの持ちやすさ
横持ちの文字入力はかなりやりにくいです。
自分は成人男性としては指の長さは一般的かやや長めくらいだと思いますが、ギリギリ全部のキーに届く感じです。ただ、けっこう無理して指を伸ばす感じです。
横向きの場合は断然置いて使った方が操作性は上です。
この場合のキーピッチはフルサイズを確保しており、フルサイズキーボードに近い快適なタイピングが可能です。ただ、この場合はキーボードが占領する領域が広いため画面の半分ほどしか見れなくなります。
自分の場合は基本作業をする場合は横向きに置いて、ソフトウェアキーボードが表示されないようワイヤレスキーボードを接続して作業しています。
横向きでのウェブサイト閲覧は断然両手持ちの方が快適です。
横状態で片手持ちしようとすると重心バランス的にかなり持ちにくくなります。
ただ、この持ち方でウェブなどを見ることはあまりありません。横向きだと見える範囲が小さくなりますし、持つときは基本縦持ちで、動画などを見る場合はテーブルに置いて見ることが多いので、あまり使わない持ち方です。
11インチiPad Proは12.9インチiPadと7.9インチiPad miniの中間ですが、デスクワークと持ちながらの操作を両立したバランスの良いサイズでもあります。
とりあえずiPadが欲しい人は9.7〜11インチあたりを選べば間違いないと思いますが、カバーのあり、なしで持ちやすさは大きく変わります。純正カバーなら磁石でつっつき、いつでも取り外すことはできますが、他社製カバーは取り外しは容易でないことも多いです。
また、スタンド機能のあり・なしもかなり重要です。これは経験談ですが、9.7〜11インチiPadは持つより置いて使うことの方が多いです。そのためスタンド機能はあった方が便利です。特にスタンド機能も兼ねた純正カバーは何かと重宝します。
iPad購入時の参考になればと思います。
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