つい先日iPadをディスプレイ化するアプリ「Luna Display」の大幅アップデートとなるバージョン3.0が配布されました。
自分は以前に有線接続のDuet DisplayとLuna Displayの遅延や使い勝手などを比較検証しましたが、Lunaの方は自分のポケットWi-Fi経由で接続という無線環境の問題からかあまり快適とは言い難い使い勝手となっていました。
そんなLuna Displayがバージョン3.0ではなんとレスポンス(反応速度)が2倍になったとのこと。
今回は果たして本当に使い勝手が改善したのか従来のバージョンと比較してみました。
バージョン3.0で改善されたこと
バージョン3.0では前バージョンと比較してレスポンスが2倍速く、GPUを使用したパフォーマンスが4倍改善されているとのこと。
これは特にUSB接続した場合や強いWi-Fi接続時に反映されるとのこと。
実際に他社のiPadディスプレイ化アプリとの比較では他社より圧倒的に遅延が少なくなっているという検証結果となった模様(具体的な条件は不明ですが、おそらく強いWi-Fi接続かUSB接続時の値)
本当に速くなったのか前バージョンと比較してみた
上記の内容は一応”強いWi-Fi接続時”という条件のときに特に反映されるとのことで、自分のようにポケットWi-Fi経由でつないでいる人はどれくらい変化があるのかは不明です。
そこで実際に前バージョン(v1.1.2)と比較して検証してみました。
まずは前バージョンのv1.1.2
アプリを出すときのアニメーションが若干もたつき、スクロールも少しカクカクしています。
次に最新のv3.0
アプリを出すときのアニメーションが明らかに速くなり、スクロールもカクツキが減っています。
GIFなので若干分かりづらいですが、体感1.5倍くらい速くなっている感じです。
ちなみに使用したときのWi-Fi速度はこんな感じです。
ポケットWi-Fiなので、一般的なネット回線のWi-Fiよりも遅めです。
結果:前よりちょっと実用的になった
結果として言えるのは前よりはちょっと実用的になったということですね。
でも自分の無線環境ではまだちょっと使い勝手に難ありですね。
一応Luna Displayは有線接続でもできるようですが、Lunaは接続に少なくとも2つの端子が必要で、自分のMacBook 12では2つの同時接続に対応していないため試すのが難しいです^^;
そう考えるとケーブル一つとアプリで済む有線接続のDuet Displayの方が自分にとっては実用的ですね。
ただ、あくまで自分の環境の場合なので、普通に快適なWi-Fi環境があるのなら今回のアップデートでより実用的なアプリになったものと思われます。
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