今回はSurface 3などに搭載されている最新世代Atom「Cherry Trail」のx7-Z8700、x5-Z8500、x3-Z8300のCPU、GPU性能を比較してみました。
ベンチマーク比較結果
今回ベンチマーク比較に用いたのはCinebench R11.5です。
スコア参考:cpu-monkey(Atom x7,5,3)、ITmedia(MacBook)、Prototype(ThinkPad10)
CPU
GPU
スコア比較結果を見てみるとAtom Xシリーズの差は大きすぎず小さすぎないくらいに差が開いており、順当なものと言えるでしょう。
性能はさすがに最新のCore M、Core i5を搭載するMacBook12インチ、MacBook Airには及ばないものの、前世代Atomの最上位モデル「Z3795」を搭載するThinkPad 10よりもかなり良いスコアになっていることがわかります。
特にGPUのスコアの差は大きく、Atom x7 Z8700とAtom Z3795を比べるとその差は2倍以上あります。
まとめ
これまでAtomといえば、ワード、エクセルさえできればいいところでしたが、前世代の「Bay Trail」以降その使い勝手は大きく向上しています。その使い勝手の良さに関しては自分も体感しており、「Bay Trail」でも十分普通のPCとして扱えます。
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今回の「Cherry Trail」ではさらに使い勝手が向上しており、普通のノートPCと変わらないくらいに扱えるほどの性能が期待できます。
これを機にタブレットPCの存在価値も変わってくるかもしれませんね。
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