Intelは25日(現地時間)、新たなブランドとなる「Atom x3」「Atom x5」「Atom x7」を公開しました。
Core iシリーズと同じく3段階のグレードへ
AtomはIntelが製造する主にタブレットやスマートフォン向けの超低消費電力なCPUのことですが、今回新たにCore iシリーズと同じく3段階のグレードがつくことになりました。
「Atom x3」はAtomシリーズでは低スペックなものとなり、「Atom x5」は中間のスペック、「Atom x7」はAtomシリーズで最もハイスペックなモデルとなるようです。
使用スタイルに応じてCPUブランドが分けられる
Intelが現在PC向けに提供している主なCPUは上の図の通りですが、使用するスタイルに応じて、CPUを使い分けることを想定しているようです。
消費電力順に並べますと
Atom(2W前後)<Core m(4.5W)<Celeron(4.3W〜7.5W)<Pentium、Core iシリーズ(15W〜)
となっています(いずれも投稿時現在の最新モデルの場合)
Atomシリーズは主にタブレットやスマートフォン向けに、Core mは主に2in1デバイス向けに、Core iシリーズは主にクラムシェル型ノートPC向けに搭載されることを想定しているようです。(CeleronやPentiumは低価格PC向け)
Atomの新ブランドは次世代の「Cherry Trail」から登場する予定であるとのことです。なお「Cherry Trail」は2015年の前半には登場が予定されています。
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