Samsungより新たに発表されたGalaxy S8に触れてきたので、その外観やレビューについてまとめてみました。
縦長ディスプレイは最高!
Galaxy S8の大きな特徴である18.5:9の縦長ディスプレイは正直言って最高です。
縦長であることで通常の16:9のディスプレイよりも表示できる情報量が増えているのに、ベゼル幅を小さくすることで横幅はよりコンパクトになり、片手でも持ちやすくなっているという点が素晴らしすぎますね。
縦長であることで、Android 7.0の新機能であるマルチウィンドウで2画面表示にしても見やすいです。これはスマホの新たな可能性を感じますね。
背面はガラス製でカメラの横に指紋認証が搭載されています。
この指紋認証の位置はカメラに触れてしまう、片手で触れにくい位置にあるなどあまり評判は良くないようですが、自分が触れた限りだと指紋認証の所が凹んでいるので意識すればカメラに触れるようなことはなく、片手でも普通に届く位置にあるとは思いました。
ただ、この辺りは日常的に使ってみないとわからなさそうなところではあります。
横から見るとこのようになります。
厚さは8.0mmと最近のスマホにしてはやや厚めですが、曲面ディスプレイで端が薄くなっているせいかスペック以上に薄く感じます。なかなか逸脱なデザインです。
片手操作は若干難あり
ベゼルが狭く、端が曲面になっているので片手でも持ちやすいです。ただ、片手での操作は不可能ではありませんが、縦長な分ブラウザの上側にあるボタンが押しにくく、若干難があるように感じました。
しかしこの辺りはアプリ側の工夫しだいで改善されそうな気がします。実際最近のAndroidはiOSより片手操作がしやすいよう設計されているように感じますし、Galaxyの端からスライドしてアプリを切り替える機能などを駆使すれば片手でも扱えるようになるかもしれません。
ちなみにGalaxy S8の横幅は68mmで、iPhone 7の横幅67mmと1mmの差しかありませんが、個人的にはiPhone 7のほうが持ちやすく感じました。重さの問題でしょうかね。
総評
総評としては、Galaxy S8は間違いなく買う価値がある製品だと思います。
優れたデザイン性、情報量が多くなった縦長ディスプレイ、より持ちやすくなった本体サイズなど素晴らしい点ばかりです。最近のスマホはどれも似たり寄ったりになりつつありますが、Galaxy S8はそんなスマホと大きく差別化されている逸脱な製品です。
個人的に気になる点があるとすれば、片手操作が難しいということでしょうかね。この辺りは大画面スマホでは解決しにくい難しい問題でしょうけど、先ほども言ったように工夫しだいでどうにかなりそうな気がします。
あとはGalaxy Note 7で起こったバッテリー爆発問題が再発しないかということでしょうかね。Galaxy S8はその辺りはかなり気を配っているようですし、今のところ特にそういった報告もないことから大丈夫だとは思いますが。
少なくともGalaxy S8はAndroidのスマホの中でもトップクラスによくできた製品であることは間違いないと思いますね。
※6/28追記
Galaxy S8+のレビュー記事もまとめました。
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