Surface 3の実用性について従来のSurfaceシリーズや12インチMacBookと比較しながら考えてみた

Surface 3-3

Microsoftは先日、10.8インチの薄型軽量なタブレットPC「Surface 3」を発表しました。最新のCPUであるAtom x7 Z8700を搭載し、価格も499ドル〜と低価格であることから非常に注目されているPCです。

以下ではその実用性について従来のSurfaceシリーズや12インチMacBookと比較して考えてみました。

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スペック比較

以下の表はSurface 3とSurface 2、Surface Pro 3、12インチMacBookを比較した表です。

Surface 3 hikaku-1

OS

Surface 3の大きな特徴として、Surface 2よりも薄型軽量でありながらOSはWindows 8.1を搭載しているという点が挙げられます。そのためWindowsストアにあるアプリのみに限定されていたWindows RTとは違い、通常のWindowsと同様、様々なアプリが利用することができます。

スペック

ストレージは最大128GBで、タブレットPCとしては多めの容量です。一般的な使い方では十分な容量でしょう。

注目なのがメモリが最大4GBであることで、標準的なノートPC並の容量となっています。タブレットPCの多くがメモリ2GBなので、この点が普通のタブレットPCとの大きな違いですね。

CPUとGPUに関しては後ほど説明します。

ディスプレイ

ディスプレイはSurface 2よりも少し大きい10.8インチ、アスペクト比はSurface Pro 3と同様3:2です。画面解像度は1920×1280と実用的かつ高精細な解像度になっています。この解像度だとフルHDの動画再生時などドットバイドットで表示でき、16:9よりも縦長なので、ブラウザなどがより見やすくなります。Pro 3では解像度だけでなく、色再現性も優れていたので、Surface 3にも同様のことが期待できそうです。

携帯性

携帯性においては12インチMacBookよりもコンパクトなサイズで、本体の重さは622g、Type Cover込みでも887gと非常に軽量です。十分軽い12インチMacBookの920gよりも軽く、バッテリー駆動時間も10時間と長めなので、携帯性は抜群です。Retinaディスプレイを搭載したiPad(第3世代)が652gだったことを考えますと、本体のみなら片手で持ちながら操作するのも苦ではない重さでしょう。

インターフェイス

12インチMacBookとの大きな違いがインターフェイスですね。12インチMacBookはUSB Type-C(充電兼用)とイヤホンジャックのみなのに対して、Surface 3ではフルサイズのUSB3.0を搭載し、Mini DisplayPort、ヘッドホンジャック、microSDカードスロット搭載とタブレットPCとしては充実しています。フルサイズのUSBを標準で搭載しているところが大きいですね。

充電はスマートフォンの充電などで使用されているmicro USBになり、より汎用性に優れるものとなりました。

CPU、GPU

Surface 3で気になるのは新しく登場したAtom x7 Z8700の性能です。

調べたところベンチマーク結果が公開されていたので、12インチMacBook、Surface Pro 3などと比較してその性能を確かめてみました。

Surface 3 hikaku-2

スコア参考:過去記事

CPUスコア

Surface 3 hikaku CPU

GPUスコア

Surface 3 hikaku GPU

比較してみた結果、CPUとGPU性能はSurface Pro 3や12インチMacBookなどには劣りますが、前世代のAtomで最も性能が高いZ3795を搭載しているThinkPad 10よりも大幅に向上していることがわかります。

高度な動画編集などは厳しいとは思いますが、簡単な動画編集程度ならこなせる性能だと思います。書類作成やスライド作成などのビジネス的な用途だったら快適に使えるでしょう。ゲームもそこそこできるのではないかと思います。

ちなみに前世代のAtomでもマインクラフトぐらいはできました。詳しくは以下の記事を参考にどうぞ。

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より詳細にスコアを比較した結果はこちらをどうぞ。

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価格

Surface 3の素晴らしいところは上に挙げた点もそうなのですが、それ以上に価格が安いということがあります。米国での価格は499ドル〜となっており、Surface Pro 3の799ドル〜や12インチMacBookの1299ドルと比較しても非常に安くなっています。

ただ、残念なことに先日正式に発表された内容によれば日本では個人向けにはLTEモデルのみの販売で、最安で本体価格81,800円〜に月額費用3696円がかかります。Wi-Fiモデルは法人向けのみで、個人的に買うとなると今のところは海外モデルを購入するしかなさそうです。

総評

Surface 3は圧倒的に携帯性に優れ、アスペクト比3:2の高精細ディスプレイやフルサイズのUSBを搭載し、そこそこの作業がこなせるバランスの良いタブレットPCです。高度な作業を行わないのならば非常に実用的なPCと言えるでしょう。

問題は日本における販売方法ですね。本来安いモデルであるはずなのにLTEモデルのみの販売では価格が高く、月額費用もかかるので実際に支払う金額はそれなりにします。一応Amazonでは海外のWi-Fiモデルが購入できるようです。

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