久しぶりに期待の国産PC登場!i7搭載、1.099kg、17時間駆動の12.5型2in1「dynabook V」

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久々に国産で期待できるPCが登場しました。

12月1日に東芝より発表された12.5型2in1PC「dynabook V」です。

今回はその魅力について語っていこうと思います。

Core i7、1.099kg、17時間駆動の高いバランス

dynabook Vのスペックがこちら

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スペックはCore i7搭載可能で、重さは1.099kg、厚さは15.4mmと薄型軽量ながらバッテリー駆動時間17時間(JEITA v2.0基準で測定)非常にバランスの良いモデルとなっています。

 

効率的な冷却でパフォーマンス維持

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dynabook Vは従来の底面に加え、背面の2箇所から吸気を行う構造となっており、3.7mmの薄く高寿命な新設計ファンにより、15.4mmの薄型筐体でもCore i7の冷却を効率良く行い、耐久性の向上も実現しているとのこと。

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これにより高負荷時でもCore i7のパフォーマンスを維持できることが期待できます。

 

キーストローク1.5mmのフルサイズキーボード

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15.4mmの薄さながらキーボードはキーピッチ19mm、キーストローク1.5mmのフルサイズで快適な操作性を実現したキーボードとなっています。

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キートップには0.2mmのへこみがついており、指先にフィットし、滑りを軽減するよう考慮されています。

また、補強リブを採用することで、キーボードカバーの剛性を高め、筐体がたわまないように設計されているとのこと。

 

薄型でも音質にこだわったスピーカー

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dynabook Vのこだわりはスピーカーにも及びます。

スピーカーは世界有数のオーディオブランドharman/kardonと連携して、dynabook Vのスベースを最大限活用して設計されています。

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スピーカーボックス内のバスレフの形状を最適化し、空気の流れるエリアを考慮して筐体を設計しており、空気の流れを妨げないようケーブルもミリ単位で調整されているとのこと。この設計により力強い低音域を生み出せるようです。

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さらにスピーカーを筐体手前に設置し、スピーカーの穴を最大化することで指向性の高い高音質も再現しているとのこと。

 

操作性、耐久性に優れたディスプレイ

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ディスプレイはフルHD(1920×1080)とRetinaほどではないものの十分高精細で、タッチディスプレイとしては珍しい反射を抑えるノングレア(非光沢)タイプとなっています。

これにより指紋がつきにくいほか、傷、落下、衝撃に強いCorning Gorilla Glass 4を採用しており、耐傷性にも優れています

付属のアクティブ静電ペンでは、2048段階の筆圧検知に対応しており、筆跡表示も高速化し、ペン先も1ミリと細いので、小さい文字でもしっかり書けるように設計されています。

 

インターフェイスはThunderbolt 3、フルサイズUSB搭載

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インターフェイスには最新の高速伝送可能なThunderbolt 3が搭載されており、フルサイズのUSB3.0も搭載しています。

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付属品としてHDMI、USB3.0、VGA、有線LAN、USB-C(充電用)が搭載されたUSB-Cアダプタが用意されており、インターフェイスの少なさもコレで補うことが可能です。

 

指紋認証、顔認証でロック解除を簡単に

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dynabook Vには指紋認証と顔認証(V82モデルのみ)が搭載されており、ロック解除を簡単にするほか、セキュリティ性も高めています

これらの機能は地味に便利で、少なからず使い勝手を向上させる要素となるでしょう。

 

半端じゃないこだわりを感じるdynabook V

今回いろいろ紹介しましたが、dynabook Vの魅力はまだまだあります。

正直国産でここまで完成度の高い製品が登場したことには驚きですね。高解像度のdynabook KIRA登場以来の衝撃です。

Core i7、重さ1.099kg、バッテリー駆動時間17時間とモバイルノートPCとしてかなり良さげなスペックで、その上、キーボードからディスプレイ、スピーカーまで多くのこだわりがあるこの製品はまさに東芝の技術の結晶といったところでしょう。

 

ただ、個人的に気になったのがデザインです。

これまでのdynabookよりかは十分洗練されていて悪くはないのですが、良くも悪くもdynabookらしさを感じるデザインです。

海外のPCでよくあるシンプルで洗練されたデザインとはまた異なり、若干個性を感じる色合いとデザインとなっています。

まあ十分いいデザインなので、よほどシンプルなデザインが好きというわけでなく、むしろ他の人より少し個性を感じるデザインのほうが良いという人には最適なのかもしれません。

 

少なくともこのPCは性能や機能性、携帯性などから考えて買う価値が十分あるPCと言えるでしょう。

あとは気になるのは価格ですが、Web版Officeなし、256GBモデルで181,000円(税抜)と決して安くはないようですが、会員になるとプライスダウンの特典がついているようです。

 

参考:東芝

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