Core i7搭載なのにファンレス仕様!?しかも価格は599ドル〜の2in1PC「Switch Alpha 12」が登場!

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Acerは独自の水冷システムを搭載し、Core i7をファンレスで動かせる「Switch Alpha 12」を発表しました。

スペック

「Switch Alpha 12」の主なスペックは以下の通りです。

  • OS:Windows 10
  • CPU:Skylake世代Core i3/i5/i7(詳細な型番は不明)
  • SSD:128/256/512GB
  • メモリ:4/8GB
  • ディスプレイ:12インチ、2160×1440ピクセル
  • インターフェイス:USB-C 3.1 Gen.1、USB 3.0(フルサイズ)、イヤホンジャック、microSDカードスロット
  • 通信機能:Wi-Fi 802.11ac、Bluetooth 4.0、WiGig
  • 本体サイズ:292.1×201.4×9.5mm(幅×高さ×厚さ)/15.85mm(キーボード装着時厚さ)
  • 重量:900g(本体)/1.25kg(キーボード装着時)
  • バッテリー駆動時間:8時間

 

Core iシリーズ搭載でファンレス仕様

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Switch Alpha 12の特徴はなんといってもSkylake世代Core iシリーズを搭載しながらも独自の水冷システムにより、ファンレスを実現している点です。

これまでのファンレスPCといえば、より消費電力の低いCore mを搭載するものがほとんどでしたが、このPCではそれよりも消費電力の高いCore i搭載でファンレスとなっています。

当然性能もCore mよりも格段に上です。

ファンレスであるメリットとしては、ファンの音が聞こえることないため非常に静かに動作するほか、PC内にほこりなどが入りにくくなり、故障の軽減などにもつながります。

 

USB-C、WiGig搭載

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Switch Alpha 12はUSB-C 3.1を搭載しており、4Kディスプレイを2つ同時に接続することが可能となっています。

また、最高4.6Gbpsのデータ転送が可能な無線規格WiGigを搭載しており、専用のワイヤレスドッキングステーションにより、DisplayPortやHDMI、D-SubやUSBなどが拡張可能となっています。

 

薄型ながら操作性にこだわったキーボード

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キーボードはSurfaceのようにマグネットでくっつくタイプのものになっていますが、このキーボードは薄型ながら大きめのタッチパッドを搭載しています。

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キーストロークは1.4mmとこのタイプのものにしては深めで、快適なタイピングを実現しているようです。

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また、キーボードはSurfaceのように端を折り返して使用することも可能です。

 

高画質ディスプレイ搭載

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ディスプレイは12インチ、2160×1440ピクセルとSurface Pro 3と同じサイズ、解像度となっており、高精細なものとなっています。

また、IPSパネルで視野角にも優れています。

 

軽量かつ十分なバッテリー持ち

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これほどのスペックを備えながら本体の重さは900gと軽量で、バッテリー持ちも8時間と十分なものになっています。

キーボードと合わせると、1.25kgとやや重くなりますが、それでもPCとしては十分軽量なものです。

 

価格は599ドル〜

驚異的なのがその価格の安さです。

Core i3/4GB RAM/128GB SSDのエントリーモデルで599ドル(約6万6000円)スペックの割に非常に低価格で、

Core m3/4GB RAM/128GB SSDのSurface Pro 4の価格が134,784円(税込)であることを考えますと、かなり安めの価格設定であることがわかります。

 

Switch Alpha 12は中国、ヨーロッパで2016年5月から、北米では6月に発売予定となっていますが、日本は未定とのこと。

これほどまでに優れたスペックと低価格を実現したSwitch Alpha 12、ぜひ日本でも発売してほしいところですね。

 

参考:GIGAZINEAcer

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