Surface Pro 4も大幅に進化しました!
マイクロソフトは10月6日(現地時間)にニューヨークで行われたイベントで「Surface Pro 4」を正式発表しました。
スペック
ディスプレイサイズ:12.3インチ
ディスプレイ:2736×1824ピクセル、ゴリラガラス4、sRGB100%
CPU:Skylake Core m3、i5、i7
GPU:m3-Intel HD 515、i5-Intel HD 520、i7-Intel Iris
メモリ:最大16GB
SSD:最大1TB
前面カメラ:500万画素
背面カメラ:800万画素
サイズ:292 x 201.42 x 8.45mm
重さ:m3-766g、i5/i7-786g
バッテリー駆動時間:最大9時間
インターフェイス:USB 3.0、microSDカードスロット、Mini DisplayPort、Surfaceコネクタ
薄く軽く画面が大きくなったSurface Pro 4
Surface Pro 4は厚さ8.45mm、重さ766g(Corei5,i7は786g)となっており、Surface Pro 3の厚さ9.1mm、重さ798gと比較すると0.65mmの薄型化、最大32gの軽量化を実現しています。
また、ディスプレイが12.3インチ2736×1824ピクセルとなっており、Pro3の12インチ2160×1440ピクセルよりも大きく、高解像度になっています。sRGB100%となっており、向上でキャリブレートされてから出荷されるとのことで、色の再現性、正確性に優れたディスプレイとなっています。
画面は大きくなりましたが、サイズはSurface Pro 3とほぼ同じ292 x 201.42mmとなっています。
メモリは最大16GB、SSDは最大1TBに
Surface Pro 4は性能面でも大きく向上しており、CPUは最新のSkylake世代のCore i5、i7、m3を採用しており、Pro3よりも最大30%高速で、MacBook Airよりも50%高速とのこと。Skylakeの省電力性能のおかげか従来よりファンの騒音を減っているそうです。
また、メモリは最大16GB、SSDは最大1TBと大容量を選べるようになっています。
大幅に進化したタイプカバーとペン
Surface Pro 4ではタイプカバーやペンも大幅に進化しています。
タイプカバーは薄型化されたものの、キーが一つ一つ分離したアイソレーションキーを採用し、19mmのキーピッチと1.3mmのキーストロークを確保、パンタグラフ式の機構を採用することで、打鍵感を高めています。
トラックパッドは40%大型化し、5点タッチに対応、表面にガラスを配置し、滑らかな操作性と感度の向上を実現しています。
また、米国の一部のモデルには指紋認証を搭載、タイプカバーで生体認証が利用可能になっています。
ペンは圧力検知が1024段階になり、Pro3の256段階から4倍の精度となっています。
レイテンシ(遅延)や視差のズレもPro 3から削減され、ペンの背面には消しゴムとして使える機能が搭載されました。
Pro 4のペンはマグネットで本体に固定することが可能となっており、バンドを使って固定する必要があったPro 3よりも使い勝手が向上しています。
Surface Pro 4独自のインターフェイスSurfaceコネクタは充電としての役割のほか、専用のドッキングステーションを接続できる仕様にもなっています。
価格
- Core M3/4GB/128GB:899ドル
- Core i5/4GB/128GB:999ドル
- Core i5/8GB/256GB:1299ドル
- Core i5/16GB/256GB:1499ドル
- Core i7/8GB/256GB:1599ドル
- Core i7/16GB/1TB:2699ドル
正式な発表はありませんが、今の相場で日本円に換算すると約10万8000円〜32万円になるようです。
まとめ
同時に発表されたSurface Bookはかなり完成されたノートPCとなりましたが、Surface Pro 4も負けず劣らず素晴らしい進化を遂げています。
ディスプレイの高精細化と画質の向上、全体的な性能向上、静音性向上、タイプカバーとペンの使い勝手向上などあらゆる面で進化を遂げており、より一層洗練されたタブレットPCになったと思います。
発売は米国では10月26日からとなっていますが、日本は未定です。
マイクロソフトが公開したSurface Pro 4の動画がこちらです。
参考:PC Watch、engadget
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