マイクロソフトが究極とも言えるノートPCを出しました。
マイクロソフトは10月6日(現地時間)にニューヨークで行われたイベントにて、同社初となる2in1ノートPC「Surface Book」を発表しました。
究極のノートPC
今回マイクロソフトが発表した「Surface Book」のクオリティは相当高いです。
スペックは以下の通りです。
ディスプレイサイズ:13.5インチ
ディスプレイ:3000×2000ピクセル、ゴリラガラス4、sRGB100%
CPU:Skylake Core i5、i7(型番不明)
GPU:Geforce(型番不明) – キーボードドッキング時
メモリ:最大16GB
SSD:最大1TB
前面カメラ:500万画素、Windows Hello顔認証対応
背面カメラ:800万画素
サイズ:タブレット時 – 312.3×220.2×7.7mm
キーボードドッキング時 – 312.3×232.1×13~22.8mm
重さ:タブレットのみ – 726g
キーボードドッキング時 – 1579g(GPUあり)/1515g(GPUなし)
バッテリー駆動時間:最大12時間
インターフェイス:USB 3.0×2、SDカードスロット(UHS-II対応)、Mini DisplayPort、Surfaceコネクタ
特殊なヒンジ機構
動的支点設計のヒンジで、今までに見たことのない形状をしています。
丸まるように閉じられ、完全に閉じた際は横から見るとくさび形になる設計となっています。
深いキーストロークと静音性にも配慮したキーボード
キーボードはフルピッチを確保し、キーストロークは1.6mmと最近のノートPCではかなり深いです。
静音性も配慮しており、静かなタイピングを実現しているとのこと。
バックライトも備わっています。
ボタン一つで分離可能なディスプレイ
「Surface Book」はノートPCとしてはもちろんタブレットPCとしても使えます。
タブレットに分離するのはボタン一つで可能で、マッスルワイヤーと呼ばれるドッキングメカニズムにより、強固に固定される設計となっています。
裏返しても使用できます。
キーボードには外付けGPU、バッテリー搭載
キーボードドッキング時にはGeforceのGDDR5メモリ搭載外付けGPUが利用可能です。これにより13インチノートでは史上最速、MacBook Proの2倍の速さを実現しているようです。
また、キーボードドッキング時はバッテリー持続時間が最大12時間に
タブレット単体でも高性能
タブレット側には第6世代(Skylake)にCPUを搭載
メモリは最大16GBに
ストレージは最大1TBにすることが可能
価格
- Core i5/メモリ8GB/SSD 128GB:1,499ドル
- Core i5/メモリ8GB/SSD 256GB:1,699ドル
- Core i5/メモリ8GB/SSD 256GB/GPU搭載:1,899ドル
- Core i7/メモリ8GB/SSD 256GB/GPU搭載:2,099ドル
- Core i7/メモリ16GB/SSD 512GB/GPU搭載:2,699ドル
全モデルにSurface Penが付属します
正式な発表はまだありませんが、今の相場で日本円に換算すると約18万〜32万円になるようです。
まとめ
Surface Bookは想像以上に素晴らしいノートPCとなりました。
個人的に革新的だと思ったのが、キーボードドッキング時に外付けGPUが利用可能になる点です。これにより、MacBook Pro(おそらく13インチ)の2倍の速さを実現しているとのことで、Surface Bookの性能がいかに高いかがわかるかと思います。
これだけの性能を実現していながら、重さは1.579kgと1.58kgのMacBook Pro Retina13インチとほぼ同等で、バッテリー持続時間は最大12時間(MacBook Proは9時間)と長いのですから驚きです。
タブレットとして分離できるのも素晴らしいところですね。
結果として言えるのはSurface Bookは今までのどんなノートPCよりも優れた究極のノートPCだということです。
気になる発売日は米国では10月26日となるようです。現時点で日本は未定です。
マイクロソフトが公開したSurface Bookの動画がこちらです。
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