VAIO株式会社は本日、12.3インチの超高性能タブレットPC「VAIO Z Canvas」を発表しました。
CPU、GPU、ディスプレイのどれもがハイスペック
スペック表
CPUとGPUが非常にハイスペックで、47WでクアッドコアのCore i7を搭載し、GPUは外付けGPUに匹敵するほどの性能を誇る「Iris Pro Graphics 5200」を内蔵しています。
メモリは最大で16GBにすることが可能で、SSDは高速なPCI Expressに対応し、最大1TBのものを選択可能。
ディスプレイも驚異的で、解像度が2560×1704(250dpi)で色域がプロ向けのディスプレイに採用されているAdobe RGBを95%もカバーしています。
インターフェイスも豊富で、USB3.0×2、HDMI、Mini DisplayPort、LANポート、イヤホンジャック、UHS-II対応のSDXCカードスロット搭載と必要なものはだいたい揃っています。
キーボード込みでMacBook Pro Retina13インチよりも薄く軽い
驚くのはこれほどのスペックを持ちながら、ワイヤレスキーボードを含めての重さがMacBook Pro Retina13インチ(厚さ18mm、重さ1.57kg)よりも薄く、軽いことです。
ワイヤレスキーボードにもこだわっており、本体と同じフットプリントながらフルピッチを確保し、大きめのクリックパッドを搭載しています。本体と接続することにより充電可能な他、MicroUSB端子からも充電が可能です。
また、付属のデジタイザスタイラスペンはN-trig製で筆圧レベルが1024段階に対応し、視差を小さくし、クリエイターからのフィードバックにより従来より書き味を向上させているとのこと。ペンで描いているときは、手のひらの誤認識をさけるパームチェック機能を備え、タッチ機能をオフにするボタンを本体上部に搭載しています。
VAIOが4コアのCore i7を搭載した12インチタブレットを開発していることは以前から言われてきましたが、ついに正式に発表となりました。噂通りの驚異的なスペックで、VAIOの技術の集大成とも言えるPCなのではないかと思います。
値段はCore i7、メモリ8GB、SSD256GBの構成で20万円後半からとのことで、発売は5月からとのことです。
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