スマホをケーブルで充電する時代が終わるかも!
ベンチャー企業Energousは遠距離無線充電技術「WattUp」による無線充電を可能にする小型のICチップを発表しました。
最大5mの範囲内にあるデバイスの充電に対応!
発表された小型のRF伝送集積回路「DA4100」は、遠距離無線充電「WattUp」の電力伝送に対応したもので、RFトランスミッタ、ARM Cortex-M0+チップ、電力管理チップを内蔵しながらも7mm×7mmと小型であり、スマホやタブレットなどのデバイスに搭載可能であるという点が特徴となっています。
「WattUp」技術は同時に12台の機器を充電することが可能で、4台接続時は1.5m以内であれば4W、3m以内で2W、4.5m以内で1Wの給電が可能で、最大で約5.5m(18フィート)の範囲内までの無線充電に対応しているとのこと。
現時点では顧客向けに一部サンプルが配布されているのみの状態で、大量生産の日程は不明のようですが、情報によれば今年の9月に発表されると言われる「iPhone 8」に搭載されるという噂が多くあり、もう間もない内にこの技術を体感できる可能性があります。
もしこの技術がスマホに搭載されれば、いちいちケーブルで充電するという手間なく、家に持ち帰っただけで勝手に充電されるという未来的な生活が可能になることが期待できます。
家だけでなく、会社やカフェ、その他公共施設などで採用されれば、持ち歩くだけで勝手に充電され、それこそ完全に「充電不要なスマホ」の実現が期待できます。
つい先日公開されたBIGLOBEの「みんなが欲しいスマホ」のアンケートでは「充電不要なスマホ」が大半を占めるという結果になっていましたが、このスマホの実現は想像以上に遠くない未来に訪れるのかもしれません。
あと2,3年後にはケーブルで充電するという作業も時代遅れになっているかもしれませんね^^;
以下はWattUpの紹介動画です。
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