Ankerは本日、新型モバイルバッテリー「PowerCore III Fusion 5000」の予約を開始しました。
モバイルバッテリーの完成形とも言える使い勝手の良さ
この製品は累計50万台以上の販売実績を誇るモバイルバッテリー「PowerCore Fusion 5000」の後継モデルで、その大きな特徴はなんといってもモバイルバッテリーながら電源アダプタが内蔵されている点にあります。
これにより「モバイルバッテリー自体を充電するためのケーブル」が必要なくなり、コンセントにさすだけで本体を充電できるほか、同時に電源アダプタとしても使用可能で、コンセントにさしたままスマホやタブレットなどの充電が可能です。
もちろんモバイルバッテリーなので、コンセントから外してそのまま持ち運んでスマホなどの充電もできます。
シンプルなことなのですが、これがとても合理的で使い勝手が抜群に良いのです。
前モデルからの変更点
前モデルであるPowerCore Fusion 5000との主なスペック比較がこちら
優れている所は太字
USB-C対応
最新モデル「PowerCore III Fusion 5000」の最も大きな変更点はUSB-C対応でしょう。
前モデルは古いモデルということもあって今となっては時代遅れなMicro USB端子が搭載されていました。あって損があるわけではありませんが、ケーブル不要でコンセントから充電できることが売りの同製品なのに、外出先で今では滅多に使わなくなったMicro USBケーブルを持ち歩いてこのモバイルバッテリーを充電するというのは本末転倒感があり、これのせいで同製品を買うのをためらっていました。
それが最新モデルではUSB-C対応になったことで、持ち歩くのは今後よく使われるであろうUSB-Cケーブルだけでよくなったことで持ち運ぶものの削減になり、これだけでも圧倒的に使い勝手がよくなりました(ちなみにモバイルバッテリーへの充電はコンセントのみでUSB-Cから本体充電はできないようです)
最大18W出力
他の変更点としては最大18W出力に対応ということがあります。
前モデルは最大15Wだったので、わずかながらに増加しています。これは単純に充電速度が早くなるほか、MacBookのようなある程度出力がなければ充電できない機種でも充電できるようになりました(おそらく13インチまでならギリギリ可能)
13g軽い
地味に嬉しい変更点は重さが13g軽くなったことです。
もともと重かったわけではない同製品ですが、さらに軽くなったことでさらに持ち運びしやすくなりました。そこまで大幅に変わるわけではありませんが、軽いに越したことはないので地味に良い改善です。
残念なところ
残念なところとしてはバッテリー容量がほんのわずかに小さくなった点と気持ちサイズが大きくなった点があります。
バッテリーが小さくなったといっても150mAhほどですので、軽くなった代償と考えればまだ許容範囲ではあります。また、サイズもタテヨコは大きくなっているものの、厚みは減っているので、トータル微妙に増えたくらいです。
今回の新モデルは結果的に上手いことバランス良く収まっていて、前モデルの良い所は残しつつ着実に進化を遂げたモデルだという印象です。
この製品の使い勝手の良さは、購入している周りの人たちからの情報からも聞いており、実際にその使い勝手を確認しても何かと手間がなくとても便利そうでした。USB-C対応になったことで、最新のデバイスでも問題なく使用できるようになり、出力・重さの改善で使い勝手はさらによくなっていることでしょう。
予約はAmazonにて本日から開始、出荷は7月上旬ごろ、一般販売は7月14日とのことです。
通常価格は3590円ですが、予約販売では先着3000個限定で20%オフの2872円となっています。
コメント