Appleは本日、2030年までに全ての製品をカーボンニュートラルにする計画であることを発表しました。
地球規模の計画
カーボンニュートラルとは一連の工程で排出されるCO2(二酸化炭素)と吸収されるCO2がプラスマイナスゼロであることを言います。これは製造工程で発生するCO2を可能な限り減らしたり、再生可能エネルギーなどを採用することで、地球本来のCO2排出/吸収の流れを維持するということを意味します。
Appleはすでに企業運営においてはカーボンニュートラルを実現していますが、今回の取り組みは同社事業、製造サプライチェーン、製品ライフサイクル含む全体的な活動の中でカーボンニュートラルにする計画であるとのこと。
CEOのティム・クック氏は「私たちの環境への取り組みを促進するイノベーションは、地球に良いだけでなく、製品のエネルギー効率を高め、クリーンエネルギーの新しいソースを世界中に提供するのに役立ちました。気候変動対策は、革新的な可能性、雇用創出、そして新時代の永続的な経済成長の基盤となります。私たちのカーボンニュートラルへの取り組みが、より大きな変化をもたらす池の波紋となることを願っています。」と述べています。
昨今の地球環境は悪化の一途をたどっていますが、その改善のためにはAppleといった世界的大企業の取り組みは欠かすことはできません。
Appleはすでに新型MacBookにて100%リサイクルアルミニウムを採用したり、回収したiPhoneを全自動で分解するロボット「Daisy」を開発したり、Appleの直営店、オフィス、データセンターにおいて100%再生可能エネルギーを使用したりするなど環境への取り組みへ非常に積極的な姿勢を見せています。
今後もこうした活動は増えていくものと思われ、世界のトップに立つ企業ならではの姿勢をみせていくことでしょう。
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