2021年に発売が予想されそうなApple製品一覧と発表スケジュール

2020年はAppleにとって色々な意味で大きな変化があった年でしたが、2021年はさらなる変化が起こることが考えられます。

今年も様々なApple製品が登場することかと思いますが、今回は2021年に発売が予想されそうなApple製品一覧について、リーク情報や個人的な見解も含めてまとめてみました。

2021年に予想される発表スケジュール

発表製品について語る前にApple製品の発表スケジュールについて語っていこうと思います。

Apple製品が発表される時期は毎年ある程度決まっており、おおまかに3〜4回イベントが開催されます。

毎年恒例の発表スケジュールと主な発表製品の傾向は

  • 3月:iPad、AirPods、iPhone SEシリーズなど
  • 6月:WWDC、iOS、macOS、watchOS、tvOS、Mac製品など
  • 9月:iPhone、Apple Watch
  • 10月:Mac製品、iPadなど

となっています。

 

しかし、2020年は色々と異例の年となっており、新型コロナの影響により直接人を集めたイベント開催ができなかったため、公式サイト上でのプレスリリースによる発表のみだったり、3ヶ月連続でオンラインイベントを開催したりと今までにないスケジュールでの発表となりました。

実際に2020年の新製品が発表されたスケジュールがこちらです。

  • 3月:プレスリリース、新型iPad Pro、MacBook Air、Mac mini発表
  • 4月:プレスリリース、iPhone SE(第2世代)発表
  • 5月:プレスリリース、MacBook Pro 13インチマイナーアップデート
  • 6月:WWDC(オンラインイベント)、iOS/macOS/watchOS/tvOS、Apple Silicon発表
  • 6月:プレスリリース、MacBook Pro 16インチマイナーアップデート
  • 9月:オンラインイベント、Apple Watch Series 6/SE、新型iPad Air/iPad、Apple One発表
  • 10月:オンラインイベント、iPhone 12/mini/Pro/Pro Max、HomePod mini発表
  • 11月:オンラインイベント、Apple M1チップ搭載MacBook Air/Pro、Mac mini発表
  • 12月:プレスリリース、AirPods Max発表

ご覧の通り例年にない頻度で新製品が発表されており、全てがネット上での発表、そしてイベントも開催しないプレスリリースでの発表が多かったことがわかります。

特に異例だったのは9月、10月、11月の3ヶ月連続で開催されたオンラインイベントです。

今までなら9月にiPhone、Apple Watch、10月にiPad、Mac製品が普通でしたが、2020年は9月にApple Watch、iPad、10月にiPhone、Home Pod、11月にMac製品となっており、過去に一度もない形での発表となりました。

2020年は新型コロナによる影響が相当大きく、Appleにとってもコロナに振り回された年であったので、このように全てネット上で不定期かつ高い頻度で新製品を発表したものと思われます。

 

2021年の発表スケジュールがどうなるのかは全くの未知ですが、全てオンライン上での発表になる可能性は非常に高いと思われます。

2020年はAppleにとってリアルイベントからオンラインイベントに初めて切り替わった年であり、色々と模索していた年だったと思いますが、2021年は一貫してオンラインイベントでの発表にし、スケジュールもある程度安定してくるのではと予想しています。

おそらくは2019年以前のように3月、6月、9月、10月辺りに発表イベントが開催されるのではと個人的に予想しています。

 

2021年に発表が予想されるApple製品

では2021年には一体どういった製品が発表されるのでしょう。

過去のリーク情報などをもとに可能性が高い順に見ていきます。

ほぼ確実

  • iPhone 13シリーズ(9〜10月頃)
  • Apple Watch Series 7(9〜10月頃)
  • Apple Silicon搭載の新型Mac(3〜10月頃)
  • 次期iOS/macOS/watchOS/tvOS(6月頃)

この辺りはほぼ確実に発表されることが予想されます。

iPhoneシリーズに関しては毎年必ず9〜10月ごろに発表されており、今年も間違いなく発表されるでしょう。iPhone 13では120Hzリフレッシュレートディスプレイ搭載、カメラ性能の向上、小型化されたノッチなどが噂されています。

Apple WatchシリーズもiPhoneと同様にほぼ毎年9月頃に発表されており、今年も発表されるでしょう。次期Apple Watch Series 7では大幅なアップデートが予想されており、デザイン刷新、mini LEDディスプレイ、Touch ID搭載、新たなヘルスケア機能などが予想されています。

Apple Silicon搭載の新型Macは2020年11月に発表されたばかりのApple M1に続く製品で、Apple自身が今後2年以内に全てのApple製品をApple Siliconに完全移行させると言っているので、2021年中に確実に何かしらの新製品が出ることが予想されます。噂ではApple M1XかM2チップを搭載した24インチiMac、14インチ/ 16インチMacBook Pro、最大32コアCPU搭載のMac Proなどが2021年中に発表されると言われています。

次期iOS/macOS/watchOS/tvOSに関しては毎年6月に開催されるWWDCにて必ず大型アップデートが発表されるので確実でしょう。こちらの詳細な情報はまだ少なめです。

 

可能性高め

  • 新型iPad Pro(3月頃)
  • 次期AirPods(3月頃?)

新型iPad Proは12.9インチモデルがmini LEDディスプレイを搭載し、Apple M1並の性能を備えた高性能チップが搭載されると噂されています。1世代前のモデルが3月に発表されており、発表時期も3月ごろになるという情報が多いことから3月頃発表の可能性が高めです。

次期AirPodsに関しては情報がやや迷走気味ですが、低価格なAirPods 第3世代が3月頃に発表されるのではと言われています。デザインはAirPods Proと似たようなものとなり、ノイズキャンセリングが搭載されないモデルになるのではと言われています。名称はAirPods Pro Liteになるなどといった情報もありますが信ぴょう性は低めです。第2世代は2019年3月に発表されており、タイミングとしてもちょうど2年後で、そろそろ次期モデルが発表されてもおかしくはありません。3月頃の発表になるかは不明ですが、2021年中に発表される可能性は高いものと思われます。

 

可能性あり

  • 次期iPad mini(3月頃?)
  • 次期Apple TV(?)
  • AirTag(?)

次期iPad miniも2021年の発表が噂されていますが、今のところ情報は少なめです。噂ではiPad Proのようにベゼルが均一なデザインとなり、ホームボタン廃止、mini LEDディスプレイ搭載などとのこと。次期iPad Proと同様に3月発表とも言われていますが、信ぴょう性は微妙です。

次期Apple TVは何度も出ると噂されながらもなかなか発表されない製品です。発表されるという情報が出たと思ったら発表されず、しばらく音沙汰のないことがしばしばあるので、果たして次期モデルが本当にあるのかも疑問ですが、過去の情報ではiPad ProのA12Xチップ搭載すると言われています。発売時期は全く不明です。

Apple製落とし物防止タグ「AirTag」も発表されるという噂は何度も出ているものの、なかなか発表されない製品の一つです。iPhone 11シリーズより搭載されている超広帯域U1チップとの連携により数センチ単位の誤差でデバイスを空間認識可能と言われており、技術的には開発されていてもおかしくはない製品です。iOS内部からもそれらしきデータが見つかるなど度々存在は確認されているものの、Apple TV同様発表されると噂が出たと思ったら発表されないパターンがよくあるため、いまいち発売時期がパッとしない製品でもあります。

 

可能性低め

  • iPhone SE Plus(第3世代?)

iPhone SE Plusと呼ばれる製品が2021年3月ごろに発表されるのでは?という噂が一時期ありましたが、最近はその噂が否定されており、2022年になるという情報が登場したことから今年中には出ない可能性が高まりました。噂では5.5インチまたは6.1インチディスプレイ搭載でiPhone 11のようなデザイン、側面にTouch ID搭載などと言われています。

 

2021年注目のApple製品

2021年は昨年PC業界にブレイクスルーをもたらしたApple Silicon搭載Macが注目となる年になるのではと個人的には思います。

Apple Siliconの性能に関してはすでに様々なメディアで取り上げられていますが、ファンレス設計のMacBook Air 13インチですらハイエンドモデルであるMacBook Pro 16インチに匹敵する性能に仕上がっており、しかも低発熱・低消費電力で薄型・軽量なのに驚異的なバッテリー持ちを実現しているという意味がわからないレベルでの進化をとげていることが報告されています。

Apple M1チップ搭載Mac、高すぎる実性能に優れた互換性...実機レビューで驚きの声続出
Apple M1チップ搭載のMacBook Air、Pro、Mac miniが発売され、すでに多くの国内レビューが公開されていますが、各メディアではその性能と使い勝手に関して驚きの声を上げており、非常に高い評価を得ています。

しかし、Apple Silicon搭載Macは2020年11月に発表されたばかりで、発表された新型Macも前モデルの筐体をそのまま流用するなどしてApple Silicon向けに最適化されたものではありません。まだまだ本領を発揮していないものと思われるため、真の意味で最適化されたApple silicon搭載Macは今年から発表されるものと予想されます。

もう一つ大きな変更がありそうな製品としてはApple Watch Series 7が予想されます。

Apple Watchはこれまで1〜3、4〜6と3世代は同じデザインでその後に大幅なデザイン変更が行われてきた経緯があり、今回の新モデルもそれにならう形となるのではと思われます。情報ではmini LEDディスプレイ、Touch ID搭載や革新的なヘルスケア機能搭載などが予測されており、一部では5G搭載も噂されています(5Gは消費電力が非常に高いため実際に搭載されるかは不明)。デザインはiPad ProやiPhone 12のようにフラットな側面デザインになるのでは?という予想もありますが、これは確定的な情報ではなく、あくまでも予想の域です。

 

2020年は様々な変化が起こった年でしたが、2021年はその変化に適応していく年になるのではと思います。

PCの重要性がますます高まっていく年になり、それに伴いAppleもMac製品に力を入れる年になるのではと思いますね。

なお、今回の予想は過去のリーク情報をもとに個人的見解も含めてまとめたものとなります。あくまでも参考程度にどうぞ。

 

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